2010年11月 7日 (日)

「やや日刊カルト新聞」初の削除要求キタ!

 このブログで何度か取り上げたオルターカレッジ(オルタナティヴ株式会社)という団体ですが、最近はNR JAPAN等々の団体名で活動しています。んで、そのNR JAPANの元講師で、やはりオルタナティヴ社や実質的指導者Noh Jesu(盧在洙)氏の関連団体であるJAPAN MISSION PROJECTの代表・内海昭徳氏が、現在、福岡市長選挙(11月14日投開票)に立候補しています(やや日刊カルト新聞:福岡市長選に自己啓発セミナー関係者が立候補)。

 福岡市選挙に関しては、「福岡市長選2010wikiサイト内の内海昭徳の項で、ぼくが過去に書いたオルターカレッジ関連のネット上の文章が引用されていました。これに対してNR JAPANの園田誠一郎という人がブチ切れ、「やや日刊カルト新聞」に削除と謝罪を要求したのに3年間も無視され続けているというデマを書きこみました。

 「やや日刊カルト新聞」宛にNR JAPANやオルタナティヴ社が抗議をしてきた事実は一切ありません。「やや日刊カルト新聞」は2009年10月に創刊されたニュースブログなので、3年間もNR JAPANからの抗議を無視するなどということは物理的にできません。この「やや日刊カルト新聞主筆ブログ」は、こないだまで「宗教・カルト&ウォッチ」というタイトルの個人ブログで、ここには2007年にオルタナティヴ社から削除や謝罪の要求か来たことはありますが。

 福岡市長選2010wikiには、ぼく自身が、NR JAPANの園田誠一郎氏の投稿はデマである旨を書きこんだのですが、これに対して園田氏は、同wiki内で「「やや日刊カルト新聞」には、正式に私の名前で削除を要請します。」と投稿。関係ない第三者のサイトへの投稿で削除要請したって、正式もへったくれもねえだろ、正式に要請するならうちに直接言ってこいやボケ!みたいに言っておきました(やや日刊カルト新聞:福岡市長選候補者をめぐり、選挙情報wikiで編集合戦)。

 そしたらNR JAPANの園田氏は、本当に「やや日刊カルト新聞」宛に直接、削除と謝罪を要求するメールを送ってきました。そのメールと、こちらからの返答を掲載します。

2010年10月31日、NR JAPAN からのメール

私、NR JAPAN株式会社の園田誠一郎と申します。
貴サイト「やや日刊カルト新聞」の藤倉様の個人ブログ「やや日刊カルト新聞主筆ブログ(旧・宗教&カルト・ウォッチ)」等におきまして、福岡市長選立候補予定者 内海あきのり氏ならびにNR JAPAN株式会社、オルタナティヴ株式会社についての事実とは異なる記事が掲載されており、それらが誹謗中傷に相当する内容でありますので、削除と謝罪を要求します。

掲載された内容のほとんどは、情報を曲解したもの、虚偽の情報であり、また人権に関わる内容です。
NR JAPAN株式会社、オルタナティヴ株式会社は、人文系産業をリードするベンチャー企業であり、時代の先駆者としてのプライドを持っています。にもかかわらず、私たちのベンチャー企業の名前が、新興宗教団体やカルト集団のように位置づけられていることが、理解できません。ですから、私たちを新興宗教団体、カルト集団と認識していないのであれば、速やかな削除と謝罪を要求します。また、当社で講師を務めていた内海あきのり氏は、言うまでもなく、信奉者ではありません。
貴サイトやブログに名称を記載されるだけでも、新興宗教団体やカルト集団関係との誤解を受け、多大な損害、名誉棄損となります。
早急に該当するページを削除し、今後このような内容を掲載しないように確約していただきたく存じます。
関連するURLの一覧は下記の通りです。
http://www.geocities.jp/seminar_spirit/new29.htm
http://www.geocities.jp/seminar_spirit/genba02.htm
http://www.geocities.jp/seminar_spirit/new58.htm
http://dailycult.blogspot.com/2010/02/blog-post.html
http://dailycult.blogspot.com/2010/10/blog-post_28.html
http://dailycult.blogspot.com/2010/10/wiki.html
http://cultwatching.cocolog-nifty.com/cult/2006/06/post_f613.html
http://cultwatching.cocolog-nifty.com/cult/2006/06/post_7ce0.html
http://cultwatching.cocolog-nifty.com/cult/2006/06/3_ca91.html
http://cultwatching.cocolog-nifty.com/cult/2006/07/post_3cf7.html
http://cultwatching.cocolog-nifty.com/cult/2006/07/post_5cac.html
http://cultwatching.cocolog-nifty.com/cult/2006/11/2_8405.html
http://cultwatching.cocolog-nifty.com/cult/2007/01/post_55e3.html
http://cultwatching.cocolog-nifty.com/cult/2007/01/post_3b01.html
http://cultwatching.cocolog-nifty.com/cult/2007/01/post_4937.html
http://cultwatching.cocolog-nifty.com/cult/2007/01/noh_jesu_hitots_96f7.html

http://cultwatching.cocolog-nifty.com/cult/2007/11/post_350d.html
http://cultwatching.cocolog-nifty.com/cult/2008/11/post-5f24.html
上記について、3日以内に全て削除し、対応の結果を報告することを求めます。
速やかなご対応を期待しております。

NR JAPAN株式会社 園田誠一郎

2010年11月2日、藤倉からの返答メール
NR JAPAN株式会社
園田誠一郎様

 平素は弊紙「やや日刊カルト新聞」をご愛読くださり、ありがとうございます。主筆の藤倉善郎です。

 本紙における、記事の削除や訂正にかんするご要望の手順をお知らせいたします。下記の事項を記載の上、改めてメールでお送りください。

・削除や訂正をご希望する対象記事のタイトルとURL。
・ご希望する対応の内容(削除なのか訂正なのか、など)。
・そのような対応をご希望される理由。
・記事の文章等のうち、問題であるとお考えになっている部分の、実際の記述(該当箇所を原文のまま引用してください)。
・それが問題であるとお考えになる具体的な根拠。

 削除や訂正をご希望される全ての記事、全ての記述について、それぞれに上記の事項をご記載ください。根拠を伴ったご指摘とご要望があった点について、対応を検討させていただきます。

 なお、10月31日に園田様からいただきましたメールでは、ご主張が曖昧かつ抽象的であり、記事の削除や訂正について当方で判断することが出来かねます。当該メールについては、ご意見、ご感想として扱わさせて頂きます。その点をご了承ください。

---
やや日刊カルト新聞
主筆 藤倉善郎
daily.cult@gmail.com
http://dailycult.blogspot.com/

 これを出したら、NR JAPANからはそれっきり何の返答もありません。

 2007年に「宗教&カウト・ウォッチ」宛に彼らが削除要求をしてきたときは、

削除要求が来る
 ↓
「根拠不明だから、根拠を示せ」と返答
 ↓
沈黙

 という流れで、彼らの方が抗議を放棄してきました。記事の訂正や削除を本気で願っているのか、それとも「抗議した」という事実を作りたいだけなのか、よくわからない態度です。

 今回もそうなんですかね。

■オルタナティヴ社からの削除要求の歴史
オルタナティヴ株式会社から削除・謝罪要求がきました(2007/01/10)
オルタナティヴ株式会社から削除・謝罪要求がきました2(2007/01/13)
オルタナティヴ株式会社から削除・謝罪要求がきました3(2007/01/22)
またオルタナティヴ株式会社から削除要求がきました(2007/11/01)

2008年11月30日 (日)

オルタナティヴ社訴訟についての虚偽情報

■HITOTSU学受講生の投稿は大歓迎ですが……

 最近、オルタナティヴ株式会社のセミナー受講生を名乗る(おそらく複数の)人物が、このブログにしきりにコメントを投稿してくれています。非常にありがたいことです。今後も引き続き、よろしくお願いいたします。

 さて、11月10日にも、当ブログNoh Jesu 氏・「HITOTSU学」流の釈明に同様の書き込みがありました。オルタナティヴ社のセミナーを受けたとする人物からの無記名投稿です。そこには、かつてオルタナティヴ社が被害者から裁判を起こされていた件について、誤った内容が含まれていました。該当部分を引用します。

裁判は最終的に「和解」になったそうですが、
このサイトには、なぜそのような重要な事実が記載されていないのか、納得できない気持ちです。
弁護団が内部調査をした結果、宗教・カルト団体ではないことが明らかになって、原告3人と弁護団10数名全員が、自分たちの主張を退けて「和解」の流れになったというのは、事実ですよね。
HITOTSU学を学んでいる友達から、確か、去年2007年の夏頃に「和解」になったと聞きました。
それにも関わらず、このサイトでその事実を記載していないのは、客観性に欠けると僕も思います。

 投稿は大歓迎ですが、デマを書いてはいけませんね。

■上記和解内容は全くのデタラメ

 ここで書かれている裁判というのは、2006年、「オルターカレッジ」という名で受講生を集めていたオルタナティヴ社に対して、被害者3人が受講料の返還と慰謝料合わせて約761万円を請求して東京地裁に提訴した事件です。(「自己啓発セミナー対策ガイド」オルターカレッジ(オルタナティヴ株式会社)被害者3人が提訴参照)

 この裁判が07年に和解になったのは事実です。しかし和解の際、原告(元受講生3人)と被告(オルタナティヴ社)との間で、和解内容を第三者に開示しないとの取り決めがなされたとのことで、原告弁護団からは和解内容が公表されていませんでした。「和解した」という事実以外に、この場で書ける情報がなかったので書かないでいました。

 さて、和解の口外禁止条項は、原告だけではなく被告であるオルタナティヴ社も対象です。ですから、オルタナティブ社のHITOTSU学セミナーの受講生から、こうしてぼくのブログに和解内容が書き込まれたとなると、オルタナティブ社が和解条項に違反している可能性が出てきます。それに加えて今回書き込まれた和解に関する情報は、事実と全く異なります。もしオルタナティヴ社が受講生に対して和解内容を偽って説明しているとなると、二重の意味で問題があります。

■オルタナティヴ社はノーコメントのようです

 この点について今月中旬、オルタナティヴ社に説明を求めましたが「担当者不在」。折り返しの連絡を求めて藤倉の電話番号とメールアドレスを伝えましたが、2週間以上たった現在でも、なんの返答もありません。ただ、11月20日付けで、「HITOTSU学」という公式ブログに、以下のような長ったらしいタイトルのエントリがアップされました。

『HITOTSU学は宗教なのですか?』
『民事訴訟があったと聞いていますが、その背景や結果はどうなっているのでしょうか?』
などのご質問に対する公式的見解

 HITOTSU学がいかに素晴らしいかという話が延々と書いてあるだけで、裁判の内容について「和解になった」という事実以外には何も書かれていません。裁判におけるオルタナティヴ社側の陳述書も別途アップされていますが、この陳述書はあくまでもオルタナティヴ社側の主張であって、裁判の結論ではありません。裁判で原告側は、オルタナティヴ社を「悪質な自己啓発セミナーである」と主張しています。

■実際の裁判は、被害者側の“勝訴的和解”

 では、このHITOTSU学受講生が書き込んだ和解の内容に関する情報が、どのように事実と反するのかを説明します。和解の内容を口外しないという条項があるため、原告側弁護士に教えてもらうわけにもいきません。そこで裁判所に行って、和解調書を含めた裁判記録を閲覧してきました。

 それによると、主要な和解条項はこれだけです。

1.被告(オルタナティヴ社)は原告(元受講生3人)に対して事件解決金448万円を支払う。

2.原告らと被告は、本和解の内容をみだりに第三者に開示しない。

 原告側弁護団は、オルタナティヴ社を「悪質な自己啓発セミナーである」と主張していましたが、和解では、この主張も含めて原告側が何かの主張を撤回するというような条項はありません。原告の請求額は計約761万円で、和解金は448万円です。請求額の内訳は、200万円が慰謝料で残りが受講料金の返還額です。慰謝料を差し引けば、被害者たちがオルタナティヴ社に支払った料金の大半をオルタナティヴ社が返したことになります。

 オルタナティヴ社に全く非がないのであれば、こんな多額の和解金を支払う必要はないでしょう。原告側の“勝訴的和解”と言っていい内容に見えます。このブログでのHITOTSU学受講生の投稿は、和解について事実に反する内容を書いた上でオルタナティヴ社がさも問題のない企業であるかのように書かれています。しかし実際の和解内容は全く逆です。

■オルタナティヴ社は裁判でも言論妨害を試みていた

 裁判記録を閲覧していて、興味深い書面を見つけました。和解交渉の際、オルタナティヴ社は原告らに対して、原告らによる記者会見のほか2chの関連スレッドや、ぼくが運営するHP「自己啓発セミナー対策ガイド」と当ブログを名指しし、「インターネット上での誹謗中傷と営業妨害行為を行わないことを、和解の条項に入れて下さるようお願いいたします」としていました。ご丁寧に、ぼくがHPやブログに書いたオルタナティヴ社に関する記事のプリントアウトまで参考資料として添付されていました。

 ぼくのHPやブログに関して言えば、原告が運営しているものではありません。記事を書くにあたってぼくは原告にも取材していますが、ほかの人に取材したり自分でオルタナティヴ社のイベントに足を運んだりして、独自に取材をして記事を書いています。そもそもぼくは、原告たちが訴訟を起こす前からオルタナティヴ社をウォッチして記事を書いています。原告とは全く別の人間が独自に運営しているサイトについて、オルタナティヴ社は裁判でその活動を原告に制限させようとしていたのです。

 原告側弁護団は「言論の自由を制限するような和解には応じられない」と突っぱねていました。当然です。特にぼくが運営するサイトについては、言論の自由云々以前に、原告と関係ない人間の活動を裁判の和解条件にされたって原告にはどうしようもないでしょう。言論妨害をするならするで、もっと効果的な妨害方法をとるのが普通だと思うんですが、オルタナティヴ社は、それすらできないくらい実務スキルの低い集団ということです。

■オルタナティヴ社とHITOTSU学受講生、ウソツキはどっち?

 裁判では、こうした言論妨害目的の和解条件は退けられましたが、原告側が和解内容に関する口外禁止条項を付けることで妥協を示し、和解に至りました。

 つまり口外禁止条項は、オルタナティヴ社側の要求を受けて付け加えられたものです。なのに今回、投稿内容から見ても明らかにオルタナティヴ社寄りであるHITOTSU学受講生から和解内容が漏れてきて、さらにそれが事実に反する内容になっています。

 見方によっては、

「オルタナティヴ社は和解条項によって原告の口を封じ、それに乗じて自分たちに都合のいい虚偽の情報を裏で流している」

 とも解釈できる状況です。

 もしオルタナティヴ社が本当に何の問題もない会社だというなら、こちらの問い合わせを無視せずに、どうしてこういうことになったのか説明してみせてほしいと思います。オルタナティヴ社は公式ブログで裁判が和解になったことを報告していますが、ぼくが彼らに問い合わせたのは、「裁判はどうなったのか」ではなく、「口外禁止のはずの和解内容が、なぜオルタナティヴ社サイドから漏れてきているのか」です。

 また、HITOTSU学セミナーの受講生の皆さんには、仮にオルタナティヴ社の関係者から、この裁判について「原告が主張を撤回した」かのように聞かされることがあれば、それは大ウソであるということを知っておいていただきたいと思います。

 もちろん、オルタナティヴ社がHITOTSU学受講生にウソをついているのではなく、コメントを投稿した受講生が個人的に勝手にウソをついている可能性もあります。もしそうであればオルタナティヴ社には非がないことになります。しかしその場合、

「受講生はHITOTSU学や実質指導者のノ・ジェス氏を絶賛するけど、その受講生が公の場でウソをつくわけですね」

 ということになるので、HITOTSU学やノ・ジェス氏の“教育”の程度が知れるというものです。

 ウソをついているのがオルタナティヴ社であれHITOTSU学受講生個人であれ、HITOTSU学やオルタナティヴ社のクオリティがよくわかる一件です。

【オルタナティヴ社関連の記事一覧】

自己啓発セミナー対策ガイド
にわかに話題沸騰! オルターカレッジとPBLS (2003/11/08)
オルターカレッジ説明会 (2004/07/27)
オルターカレッジ被害者3人が提訴 (2006/06/06)

宗教&カルト・ウォッチ
オルターカレッジ(オルタナティヴ株式会社)最新情報(2006/06/03)
オルターカレッジ(オルタナティヴ株式会社)のシステム(2006/06/04)
オルターカレッジ(オルタナティヴ株式会社)被害者3人が提訴(2006/06/07)
オルタナティヴ株式会社、訴訟日程と動向(2006/07/02)
被告は弁護士つけず オルタナティヴ株式会社・消費者被害訴訟(2006/07/15)
オルタナティヴ株式会社訴訟、第2回弁論訟(2006/11/10)
オルタナティヴ株式会社から削除・謝罪要求がきました(2007/01/10)
オルタナティヴ株式会社から削除・謝罪要求がきました2(2007/01/13)
オルタナティヴ株式会社から削除・謝罪要求がきました3(2007/01/22)
Noh Jesu 氏・「HITOTSU学」流の釈明(2007/01/22)
またオルタナティヴ株式会社から削除要求がきました(2007/11/01)

2007年11月 1日 (木)

またオルタナティヴ株式会社から削除要求がきました

 今年1月、「コミュニケーションの学校」「HITOTSU学」などと称するセミナーを主催するオルタナティヴ株式会社(本社福岡市)から、当ブログと「自己啓発セミナー対策ガイド」に掲載されている同社関連の記事の削除と3年間の謝罪文掲載を求めるメールが届きました。ぼくは、請求の根拠を示すように求める返答を送りましたが、それっきりオルタナティヴからは何の連絡もないまま放置されていました。

 ところが、昨日10月31日に、またオルタナティヴ社から、記事の削除を求めるメールが届きました。

藤倉 善郎様

 藤倉様の宗教カルトのサイトの中で、オルタナティヴ株式会社、及びオルターカレッジ関連すべての内容の削除を明確に要請しています。
 藤倉様の個人サイトが2003年11月8日~今日2007年10月31日に至るまで、約4年間に渡り持続的にインターネット検索掲示板に掲載されることで、弊社及び弊社関係者たちの社会活動と営業活動、そして精神面において持続的に被害を受けていること、また経済損失が深刻であることを明確にお知らせいたします。
 さらに、弊社の社会活動、営業活動に対する支障、不必要な誤解、マイナスイメージを招来する藤倉様のサイトに対する、弊社の社員たちの憤怒とストレスが深刻な状態であることを伝達いたします。

藤倉様は、弊社のプログラム内容を一度も学ばれたことがなく、正確に確認したこともない状態で、誤解や不満を持っている一部の人たちの見解と、藤倉様ご自身の主観的判断による宗教カルトサイトへの掲載によって、弊社と弊社関係者はとても大きな被害を受けていますし、今も持続的に被害が蓄積していることをお知らせします。

 もし藤倉様が弊社への営業活動妨害、弊社へのイメージ、名誉毀損としての社会活動妨害など不純な意図がないのであれば、この内容証明が届いた一週間以内に、藤倉様の宗教カルトサイト内の弊社関係すべての内容削除を明確に要請致します。
 もしこの要請を無視なさる場合、弊社は藤倉様の不純な意図が明白であると判断し、藤倉様に民事・刑事上すべての責任を必ずとっていただくようにする事を明確に伝達いたします。

藤倉様の賢明な判断と、迅速な行動を期待しております。

 
                            2007年10月31日
                        オルタナティヴ株式会社
                        代表取締役  白木祥子

 オルタナティヴ社に関してぼくが書いた記事は、ブログ「宗教&カルト・ウォッチ」とwebサイト「自己啓発セミナー対策ガイド」両方に掲載されています。しかし今回の削除要請はいったいどこに掲載されたどの記事を指して、「誤解」「名誉毀損」と主張しているのかが、前回以上に漠然としています。それでいて、記事の全てを削除しろというないようですから、ずいぶん乱暴です。

 冒頭にある「藤倉様の宗教カルトのサイトの中で、オルタナティヴ株式会社、及びオルターカレッジ関連すべての内容の削除を明確に要請しています」という文章は、主語も書かれておらず、誰が「明確に要求」しているのか、全く明確ではありません。下手をしたら、まるで藤倉が自分のブログの中で、オルタナティヴ社に関する記事の削除を主張しているかのようにすら読めてしまう文章です。

 また、「インターネット検索掲示板」というナゾの言葉も書かれており、どの記事のどの記述が問題なのか以前に、いったいどこに掲載されている記事を指しているのか、さっぱりわかりません。

 「この内容証明が届いた一週間以内に」という形で期限を設定してありますが、この削除要請はメールで届いています。このメールには、内容証明とか配達証明みたいなハンコは押されていません(当たり前ですが)。いまのところ、同じ文面が内容証明郵便でぼくのところに届いている気配もありません。

 「この内容証明」というものが届いていないので、一週間以内にどうこうしろと言われても、どうしたらいいのか、ぼくはただうろたえるばかりです。無視はせず、きちんと返事を書こうと思いますが、いったいどんな返事を書けば会話が通じるのか、ある意味、これまで経験したことがないほどの困難を感じます。

【関連記事】
オルタナティヴ株式会社から削除・謝罪要求がきました
オルタナティヴ株式会社から削除・謝罪要求がきました2
オルタナティヴ株式会社から削除・謝罪要求がきました3

2007年1月22日 (月)

Noh Jesu 氏・「HITOTSU学」流の釈明

 オルタナティヴ株式会社(本社・福岡市)から当ブログと「自己啓発セミナー対策ガイド」宛に削除&謝罪要求が来ていますが、オルターカレッジの実質的指導者であるノ・ジェス氏が自身のサイトで批判について釈明しているので、それを紹介してみたいと思います。

 オルタナティヴ社では、教育事業部という名の部署で盧在洙(Noh Jesu = ノ・ジェス)氏という人物が提唱する「スキマ原理」をもとに、「オルターカレッジ」を主宰していました。この「オルターカレッジ」への勧誘は、関連NPO法人「PBLS(ピース・ビジネス・ライフ・スクール)」のイベント、ほかの平和団体内、渋谷駅周辺などでの街頭キャッチセールスという方法で行われていました。
 現在、なぜか同社のサイトには「オルターカレッジ」という名称が書かれておらず、教育事業部のカリキュラムでは「HITOTSU学」なるものを活用していると書かれています。
 この「HITOSU学」は、現在「スキマ原理」の代わりにノ・ジェス氏が提唱しているものです。ノ・ジェス氏はオルタナティヴ社の役員などではないようですが、同社の教育部門の「企画室長」で、オルターカレッジの思想面で見れば実質的指導者にあたります。
 そのノ・ジェス氏が昨年末、自らの公式サイト内に「宗教・カルトとの明白な違い」と題する、長大な釈明文を掲載しました。徹頭徹尾、抽象的な内容なので読むのは大変ですが、最初の項目だけでも腰を据えて読んでみると面白いかもしれません。

 「1:新興宗教やカルトと、HITOTSU学のビジネスライフスクールとの明白な違いの掲載について」には、こういう一文があります。

「今までの宗教、新興宗教、カルト、自己啓発、ヨガ瞑想団体などが、多様な形で人間精神のバージョンアップや覚醒の為に挑戦していますが、様々な副作用によって一般大衆から疎外されてしまう現実があるのです。」

 要約すれば、カルトとは人間精神のバージョンアップや覚醒に挑戦しているが副作用によって大衆から疎外されてしまう存在である、ということになります。では、HITOTSU学はどうなのかというと、

「今、HITOTSU学とフィールドに対する民事裁判は、開拓者やパイオニアが被りやすい意味ある誤解や誹謗中傷、浅はかな批判だと思っています。武術の世界の達人になる為には、筋肉痛や神経痛が伴うようなもの、あるいは良薬を飲んだ後の漢方の瞑眩現象のようなものと理解しています。」

 それではむしろ、「人間精神のバージョンアップや覚醒の為に挑戦する際の副作用」という、ノ・ジェス氏流のカルト定義にあてはまっちゃうのではないかと思いました。
 それ以降を読むと、カルトとHITOTSU学の思想がどう違うのか書いてありますが、要はHITOTSU学なるものの素晴らしさが延々と書いてあるだけです。団体内でのメンバーの生活ぶり等々、これを読んで「おかしな団体ではないようなので安心した」と思えるような具体的な情報は示されていないように見えます。

 ノ・ジェス氏のサイトにはもうひとつ、「Q&A」というコーナーがあります。これもHITOTSU学の素晴らしさを説く大作ですが、オルターカレッジへの批判に答えようとしている部分がいくつかあります。
 オルターカレッジ内でかつて「祈り」を行っていた事実を認めた上で、「祈りをするというだけで宗教だと決め付けるのは誤った判断ではないでしょうか」としています。一方で、「祈りは神聖な心であり」とも書いており、少なくともオルターカレッジが「宗教的行為を行う団体」であることは認めているように読めます。
 この「Q&A」も抽象的な内容が大半ですが、ところどころ興味深い部分があります。

オルタナティヴ株式会社から削除・謝罪要求がきました3

 先日、オルターカレッジの運営団体・オルタナティヴ株式会社(本社福岡市)から当ブログと「自己啓発セミナー対策ガイド」宛に届いた記事の削除と謝罪の要求に対して、2通目のメールが届いたので掲載します。

【削除・謝罪要求のメール3】

藤倉様

メール返信いただきましたが、当社が要求しているのは、あくまで藤倉様が「事実」と判断されている根拠を提示していただくこと。それができないのであれば、削除と謝罪を要求しています。

藤倉様のサイト運営の目的が、「御社の事業が消費者に対して不誠実であり・・・冷静な判断をしていただくことです。」とありますが、藤倉様が3年も前からずっと問題がある宗教カルト組織のように思わせるサイト内で私どもの記事を掲載している背景、その具体的根拠は提示できますか?

また、藤倉様は、「プログラムは受講したことがない」とおっしゃいました。では、私どものシステムも商品もご存じないことになります。記事にして私たちの団体を規定するのでしたら、きちんと商品内容を研究し、どんな組織システムで、どんな経営方針で運営しているのか、そして、どういった箇所が問題であるのか、その明確な根拠と情報知識を持った上で言わなければならないはずです。

また、サイトを構成されるにあたり、私どもの組織についてご存知な情報が、
「オルターカレッジ元受講生、勧誘を受けたことがある人、・・・御社関係者から私が受けた説明も考慮に入れています。」とありましたが、その情報自体に関して情報提供者の存在が不明瞭です。情報提供者の氏名及び取材結果を証拠としてご提示いただいていない状況では、藤倉様が事実であるとして提供している情報の中立性や客観性が保たれません。顔も名前も伏せ、主観的に感情に訴える人たちの言葉ばかりを聞いて、ほんの一部分のデータのみで判断していることは、例えるなら、目が見えない人の話ばかりを聞いて「色や模様の世界はない」と決め付けているようなものです。そのような偏ったデータのみで客観的事実も調べずに、一部分の人の言葉を聞いて記事にしていることは、かなり失礼なことではないでしょうか。まず、
① 匿名の状態ではなく、取材した人たちの名前と発言内容を明確にオープンにすることが可能な状態なのか。すなわち情報提供者の偏りや主観的感情が入っている事実歪曲ではないことの確認をしたのか。
② 次にその発言内容が、当社の事実と一致する内容であるのかを確認できているのか。
③ 不正な意図目的がないのなら、インターネット掲示板に掲載される内容を当社に通知することが常識ではないでしょうか。

上記申し上げましたように、藤倉様自身が取材されているという内容自体が、事実として取り上げるにはあまりにも不明瞭です。その不明瞭な事実を元に、当社の事業が社会的に問題があるという勝手な認識のもとで3年前からずっと「宗教・カルトウォッチ」というサイトに掲載していることが、消費者に対し歪曲されたイメージを与えてしまう危険性を持った行為であることを了承の上での行為なのでしょうか。タイトル自体が「宗教・カルトウォッチ」であること自体、「宗教・カルト」と規定しているも同然です。このサイトを見た人は、そこに掲載されている団体を初めから「問題がある宗教・カルト」としてみることは明らかです。
藤倉様は、「宗教・カルトとは断定していない」とおっしゃいますが、だとしたら、なぜそのようなタイトルのサイトに掲載するのでしょうか?

「“300名が卒業した”という一文の指摘については、事実関係に関するお話でこれまでの御社から示された唯一のものです。」とありますが、当社のスタッフの誰が、どの時点でどのように藤倉様に事実関係の確認としてお話をさせていただいているのでしょうか?記事として掲載される以上は、当社スタッフとのやりとりがあった証拠を提示していただくべきではないでしょうか?
また、「300名が卒業したという記事がどう問題なのかわからない」とおっしゃいますが、300名が卒業しているのに卒業式で3~4名の参加者だというのは、とてもおかしな学校だというイメージを与えてしまうことも想像がつかないのでしょうか?
私たちは300名の卒業生を持つような伝統がある学校ではありません。ただ当社の商品のひとつである30日BT実践行動プログラムを通過した人は300名程度います。私たちは休学・復学が自由なフリースクールの形で教育プログラムを運営しています。だから3年間の学校プログラムを卒業した人は少ないです。

少なくとも、当社では藤倉様から正式に取材依頼を受けたこともありませんし、かつ、藤倉様が事実であるとしてサイトに掲載されている内容についての事実確認も頂いたことはございません。また、藤倉様自身も、ご自分がジャーナリストであることは隠したままの状態で当社に「取材」に来られたというのであれば、それはジャーナリストとして恥ずべき姿ではないでしょうか?取材であるのであれば、堂々と名乗って取材依頼をすべきだと思います。もし自分の意図や身分を隠して取材をやったとしてもインターネットという公共掲示板に掲載するのであれば、当社に通知と事実確認をすることが常識だと思います。

今からの時代は情報化時代からイメージの時代になっています。この時に企業(株式会社)が宗教カルトのサイトに掲載されていることは、かなりのイメージ破壊だし、企業の生命を破壊する行為です。藤倉様がよほど確信がなければ、あるいは不純な意図目的がなければ私たちの削除要請を無視しないと思います。だけど私たちの要請を無視し藤倉様自身の勝手な論理だけに執着して削除要請を無視する場合は、企業破壊という意志が明白であると判断し、そこに合う対応をするしかないのが当社の立場なのです。当社150人の人生がかかっていることなので、真剣に判断してくれることを要請します。

また、私ども宛に下記のようなメールを頂きました。

※メール1
本文は省略します。オルタナティヴ社がぼくに対して抗議していることについて抗議するという趣旨の内容でした。(藤倉)
※メール2
本文は省略します。同様に、オルタナティヴ社への抗議と質問が含まれていました。(藤倉)

自分自身の名前も隠した匿名のまま、どんな不義を審判する社会正義を立てることができるのでしょうか。こんな行為が藤倉様自分自身あるいは関係者がやっているとしたらやめてください。汚い行為だと思いませんか。もし藤倉様がまったく関係ない人、ただあなたのサイトの読者がやった行為だとしても、このように名前を隠しテロ的変態行為を誘発したあなたのサイト運営の責任から逃げることはできないと思います。
ぜひ、藤倉様のサイトの読者の方がこのような行為に及ばないよう、注意を喚起していただければと思います。名前を載せての公開的正当な批判は受け取る姿勢を当社は持っています。

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折笠 守拙

オルタナティヴ株式会社
IMAコンサルティング事業部
 渋谷区神南1-20-14第7工業ビル5F
 TEL/03-3462-6390
 FAX/03-3462-5134

 s.orikasa@alternative-japan.co.jp
 ***********(携帯電話番号は消しときました)
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【藤倉からの回答2】

オルタナティヴ株式会社
折笠守拙 様

> メール返信いただきましたが、当社が要求しているのは、あくまで藤倉様が
> 「事実」と判断されている根拠を提示していただくこと。それができないの
> であれば、削除と謝罪を要求しています。

 削除なり謝罪なりを求めるのであれば、記事のどこにどのような問題があるのか具体的に指摘してください。それを拝見した上で対応を検討します。再三申し上げている通りです。

> また、藤倉様は、「プログラムは受講したことがない」とおっしゃいました。
> では、私どものシステムも商品もご存じないことになります。

 知らずに記事を書いているわけではありません。受講経験者への取材をし、プログラム内容などを示す資料も入手していますので、受講していなくても情報は得ています。

> ① 匿名の状態ではなく、取材した人たちの名前と発言内容を明確にオープン
> にすることが可能な状態なのか。すなわち情報提供者の偏りや主観的感情が
> 入っている事実歪曲ではないことの確認をしたのか。
> ② 次にその発言内容が、当社の事実と一致する内容であるのかを確認できて
> いるのか。

 個人の情報提供者とは何度かやりとりをさせていただきながら、御社とどのような関わりを持った人であるのかや、証言のつじつまがあっているかなどについて吟味した上で、その証言を参考にさせていただいています。また、御社関係者がweb上で行った釈明や反論や、御社がオルターカレッジメンバーに私た資料等も参考にさせていただいています。
 情報提供をしてくれた個人名については、原則として公表いたしません。証言者の氏名を公表しなくても、記事の内容が真実であれば何ら問題はありません。

> ③ 不正な意図目的がないのなら、インターネット掲示板に掲載される内容を
> 当社に通知することが常識ではないでしょうか。

 そうは思いません。特に違法でも反社会的でもない手段で得た情報を、違法でも反社会的でもない方法によって掲載するのは掲載する本人の自由です。特に事前連絡の必要を感じませんし、事前連絡をするという約束を御社と交わしたこともありません。また、無料で公開されている記事ですから、掲載されている事実やその内容を御社が把握できない状況にあったわけでもありません。特に問題はないと考えています。

> 上記申し上げましたように、藤倉様自身が取材されているという内容自体が、
> 事実として取り上げるにはあまりにも不明瞭です。

 具体的に記事のどの部分について根拠が不明瞭なのかが不明瞭です。
 私が何を理由として御社のどういった部分を批判しているのかについては、記事の中で書いています。それをお読みいただいた上で、具体的な指摘をお願いいたします。

> 藤倉様は、「宗教・カルトとは断定していない」とおっしゃいますが、
> だとしたら、なぜそのようなタイトルのサイトに掲載するのでしょうか?

 私が「自己啓発セミナー対策ガイド」や「宗教&ウォッチング」でどういった団体や話題を扱っているかについては、1回目の回答メールで申し上げた通りです。

> 「“300名が卒業した”という一文の指摘については、事実関係に関する
> お話でこれまでの御社から示された唯一のものです。」とありますが、
> 当社のスタッフの誰が、どの時点でどのように藤倉様に事実関係の確認
> としてお話をさせていただいているのでしょうか?記事として掲載され
> る以上は、当社スタッフとのやりとりがあった証拠を提示していただく
> べきではないでしょうか?

 2005年5月30日、渋谷駅近くにある御社施設内で山野さんというスタッフから直接聞かされました。やりとりの記録も残っております。
 まずは御社の方で山野さんに事実関係をご確認ください。スタッフによる説明が御社に関する事実と食い違っているのだとすれば、それは私の記事の問題ではなく御社社内の問題です。私に取材記録の開示を求めるよりも、社内で対処した上で、私に対して事実と違う説明を行った理由を明らかにすべきなのではないでしょうか。

> 藤倉様自身も、ご自分がジャーナリストであることは隠したままの状態
> で当社に「取材」に来られたというのであれば、それはジャーナリスト
> として恥ずべき姿ではないでしょうか?取材であるのであれば、堂々と
> 名乗って取材依頼をすべきだと思います。

 私が身分を隠して御社を訪れた事実はありません。私は2度、御社でオルターカレッジについての説明を聞いていますが、その2度とも本名と職業を偽りなく告げています。
 「300人が卒業」の件とこの件に関する質問や主張を拝見すると、いずれも御社スタッフが関わっていることであるにも関わらず、御社内で確認作業が不充分のように思えます。社内で事実関係が確認できていないことについて、さも私に落ち度があるかのように断言し記事の削除や謝罪まで要求するというのは、いかがなものでしょうか。
 身分を明かしたことについては、記事にもきちんと書いてあります。にも関わらずこのような質問が来るということは、折笠様が私の記事を読んでいないということになります。

> だけど私たちの要請を無視し藤倉様自身の勝手な論理だけに執着して削除
> 要請を無視する場合は、企業破壊という意志が明白であると判断し

 削除しなければならない具体的な理由を示さず、御社内でも事実確認をできておらず、そもそも記事を読んでいないにも関わらず、「身勝手な論理」「企業破壊が目的」などと断定し削除や謝罪を要求することこそ、身勝手で破壊的だと思います。

 なお、御社に送られたという2通の抗議メールについては、私は何ら関与していません。私が御社にメールを送ることを推奨したわけでもありませんし、そのようなメールが送られていることは今回の御社からのメールで初めて知りました。「テロ的変態行為」と言うほどひどい内容のメールとは思えませんが、いずれにせよ私が対処すべきものでもなければ対処できるものでもありません。
 御社に送られた意見については、私に責任転嫁するのではなく御社の判断と責任において対処してください。

******************
「自己啓発セミナー対策ガイド」
「宗教&カルト・ウォッチ」
運営者・藤倉善郎
seminar_spirit@yahoo.co.jp
******************

 今回のメールで、オルタナティヴ社が社内での事実確認もできておらず、実はぼくの記事の内容をそもそも把握できていないことがわかりました。記事に対して具体的な指摘が出てこないのもうなずけます。
 オルタナティヴ社に宛てられた2通の抗議メールの送り主は、おそらくメールが公開されることを前提とせずに送信しているのではないかと思うので、ここでは転載しませんでした。オルタナティヴ社への批判的な内容を含むメールではありますが、同社が「テロ的変態行為」と呼ぶほど口汚い表現があったわけでもありません。ごく普通の「ご意見メール」程度のものです。オルタナティヴ社の立場からすれば、メールに書かれている事実関係や解釈について納得できない部分があったのかもしれませんが、この程度のものを「テロ的変態行為」と呼んで罵る感覚が、ぼくには理解できませんでした。
 ついでに言えば、同社からのメールを全文公開している立場のぼくに対して、このメールの送り主のメールアドレスまで転送してくるオルタナティヴ社の感覚も理解できません。いろいろな面で同社の良識の欠如が垣間見える、3通目のメールでした。

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オルタナティヴ株式会社から削除・謝罪要求がきました2(2007/01/13)

2007年1月13日 (土)

オルタナティヴ株式会社から削除・謝罪要求がきました2

 先日、オルターカレッジの運営団体・オルタナティヴ株式会社(本社福岡市)から当ブログと「自己啓発セミナー対策ガイド」宛に削除と謝罪を求める2通目のメールが届いたので掲載します。

【削除・謝罪要求のメール2】

藤倉 様

藤倉様の返信に対し、単刀直入に申し上げます。
以下4点あります。

1:藤倉様のwebサイトを当社メンバーやその家族、そして私たちのお客様が観た時、どんな思いやどんなイメージを持つようになると思いますか?
藤倉様が持っている当社への勝手な決めつけや思い込みの主義主張する観点だけではなく、それを見る“相手の立場になって”考えてみたことがありますか?
藤倉様がやっている行為は名誉棄損や営業妨害を越え、企業の人格破壊や企業のイメージ破壊であり、それはその企業に勝負を賭けている人たちの人生を破壊しているという酷い行為であることを本当はご存知ではないですか?

2:藤倉様のサイトでは、当社の人格やイメージを酷く、汚く、おかしいなどの結論を誘導する書き込みが明らかに見られます。また、“300名が卒業した”などと事実と全く関係ない情報をまるで事実のように書くことは、藤倉様がいかに私たちの教育システムや理念には無関心で、組織破壊だけが書き込みの目的であることが明確にみられます。これは酷い犯罪行為です。

3:藤倉様や、藤倉様の大切な人が人生を賭けてやっているビジネスが「宗教・カルトウォッチサイト」等と問題がある宗教やカルト、自己啓発グループのようなサイトに掲載されたとしたら、どんな気持ちになりますか?
藤倉様は「宗教・カルトと断定していない」とおっしゃいますが、陰害歪曲しながらただ宗教カルトだと断言したことがないなどと詭弁を語られたら、藤倉様はどんな気持ちになりますか?

4:藤倉様は「私たちによってどんな被害も受けたことがない」と言いますが、だとしたら、藤倉様が当社にやっているこのような行為の目的は何でしょうか?
150人の人生がかかっていることだと警告しました。藤倉様のサイトによって、当社のメンバーやその家族が宗教カルトではないかと疑われ、自殺騒動などの葛藤まで起きていることはどう解析すればよろしいのでしょうか?それだけではなく、藤倉様のサイトの検索によって当社の契約が破棄されたケースは少なくありません。
藤倉様が当社を批判することでどれほどの利益を手に入れているのかはわかりません。しかし、貴殿の私利私欲によって苦しんでいる人たちの痛みや悲しみは、その利益より計り知れない大きなものです。
藤倉様ご自身の卑劣な行為に対して法的または社会道徳的責任をとる覚悟があるのであれば、今までのような行為を続けてください。

なお、謝罪文の内容については、当社から文面を要求するものではありません。藤倉様ご自身の言葉で語られることを希望いたします。

以上、よろしくお願いいたします。

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折笠 守拙

オルタナティヴ株式会社
IMAコンサルティング事業部
 渋谷区神南1-20-14第7工業ビル5F
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【藤倉からの回答2】

オルタナティヴ株式会社
折笠守拙 様

 お返事ありがとうございます。削除と謝罪を要求される根拠がいまだに明確ではないので、いただいたメールの1~4の項目について質問をさせていただきます。

1.
 いただいたメールの「1」の文面は私に対する質問の形式になっていますが、削除期限も迫っていることですし、ここでは削除要求の根拠に関する話に絞らせていただきます。
 上の文面で、記事について御社が「藤倉様が持っている当社への勝手な決めつけや思い込みの主義主張」「名誉棄損」「営業妨害」「企業の人格破壊や企業のイメージ破壊」「酷い行為」と判断した根拠を具体的に教えてください。
 その根拠が正しければ、私は該当箇所を削除あるいは訂正したり謝罪したりしなければならないのですが、私は取材に基づいて正しいと判断したことを書いています。記事のどこにそういった問題点があるのか言っていただけないとどうしようもありません。

2.
 記事で書かれた情報や、私が御社を批判的に捉えている根拠が正しければ、御社にとってマイナスになる結論が出たとしても、それは「誘導」ではなく、単純な事実であったり通常の評論にすぎません。再三申し上げているとおり、私の記事のどこが間違っているのか指摘してください。
 “300名が卒業した”という一文についての指摘は、事実関係に関するお話でこれまでの御社から示された唯一のものです。しかし、御社が主宰するオルターカレッジで300人以上が卒業しているということは、私が御社内で直接受けた説明が根拠になっています。300名が卒業したと書くことで御社にいったいどんな損害が出るのか全く想像がつかないのですが、事実でないというのであれば、もちろん訂正や御社の言い分を追記する等の対応はいたします。
 しかし仮に事実ではないのだとしたら、御社は部外者に対し自身の団体についてウソの説明をしていたことになりかねないのですが、それでよろしいですか?
 社内で部外者に対して説明するオルターカレッジのスタッフが、卒業生数を把握していなかったり幹部からそういった情報を教えられていないとは考えにくく、仮に知らなかったとしても、実際には知らないことをさも真実であるかのように部外者に説明するというのは、「誤り」ではなく「ウソ」と呼べると思います。“300名が卒業した”という事実がないのであれば、私はそれを御社の勧誘における問題行為のひとつと考えます。

3.
 「1」と同様に、削除要求の根拠に関する話に絞らせていただきます。
 記事のどの部分から、「陰害歪曲」と判断されたのか教えてください。

4.
 私が御社に関する記事を掲載している目的は、御社の事業が消費者に対して不誠実であり社会的に問題のあるという認識から、その事実を一般の人々に広く知ってもらい、勧誘を受けたり何かのきっかけで御社に接触した人々に正確な情報に基づいた冷静な判断をしていただくことです。
 自殺騒動については、詳細が不明なのでどう解析したらいいのかわかりません。
 私の記事は、目的においても内容においても、何ら責任のない特定の個人・団体を傷つけるものではなく、社会的に問題がある団体についてその問題点やトラブルを明らかにするレベルにとどまっています。しかし自殺騒動との因果関係についてはっきりと語ることができる根拠を、私はもっていません。ぜひ、その騒動の詳細をお教えてください。その上で、私の記事との関連性を判断したいと思います。
 私の記事によって契約が破棄されたケースが少なくないとのことですが、記事の内容に誤りがなければ、契約の破棄は契約者が事実に基づいて判断された結果ということになります。事実に基づいた判断なのであれば、それが私の記事の影響であったとしても、責任は私にあるのではなく、記事に書かれた事実を生み出した人々(つまりオルターカレッジ関係者)にあるということになります。その点が実際どうなのかを判断するためにも、記事のどこがどう事実と違うのか具体的に説明してください。
 私が御社を批判することでどれほどの利益を手に入れているのかについて御社はご存知ないのに、なぜ私が「私利私欲によって」人を苦しめていることになるのでしょうか。そう判断する根拠を教えてください。

 なお、今回御社からいただいたメールの「4」の項目に「ご自身の卑劣な行為に対して法的または社会道徳的責任をとる覚悟があるのであれば、今までのような行為を続けてください」とあります。前回いただいた1通目のメールには、「この要求について何の実行もされない場合は、すべての法的な責任や社会的責任を強烈に抗議すると共に、追及する準備を開始いたしますことを明確に警告致します」とありました。
 訴訟によって法的な責任を追求する可能性を示唆する文面に見えますが、私は現在こうして、記事の削除・訂正・謝罪の可能性も視野に入れて御社に説明を求めており、御社の反論の機会も充分に用意しています。現段階で記事の削除等を約束していないのは、御社がそれを求める具体的な根拠を示していないからにほかなりません。
 要求の根拠も示さないまま御社が訴訟その他の攻撃的手段に出るようであれば、私に対するイヤガラセや言論妨害と判断して、強く抗議し批判することになると思います。

 削除期限は1月15日ですが、本日1月13日時点でいまだ要求の根拠が示されていない現状では、期限内に対応させていただくことは難しいかもしれません。しかし期限を過ぎた後であっても、引き続き御社が示す要求の根拠を拝見した上で、対応を検討いたします。お返事お待ちしております。

******************
「自己啓発セミナー対策ガイド」
「宗教&カルト・ウォッチ」
運営者・藤倉善郎
seminar_spirit@yahoo.co.jp
******************

 先方からのメールは、「単刀直入に申し上げます」というわりに単刀直入ではなかったのが残念です。
 記事に書かれている事実関係については、「300人が卒業」は事実ではないというのがオルタナティヴ社側の唯一の主張ですが、もし事実ではないならオルターカレッジのスタッフがウソをついていたということにもなりかねないし、そもそも「300人」と書くとどうしてオルタナティヴ社の人格が破壊されたり契約破棄だの自殺騒動だのが起こるのかさっぱりわかりません。
 現段階では、「300人」の部分を訂正しなければならない根拠とは言えないので、改めてオルタナティヴ側に説明を求めました。

 ぼくが書いた回答の中に訴訟関連の話を少し書いていますが、ぼくのところには過去にベストグループという団体が訴訟予告などの恫喝やウソを用いて記事の削除を求めてきたことがありました(ベストグループが当サイトを恫喝 参照)。最終的に彼らは訴訟予告などを撤回し謝罪してきましたが、結果的にはこうした不当なクレームが自らの評判をさらに下げてしまったようにも思います。「平和神軍観察会」運営者を民事・刑事で訴えた、「ラーメン花月」チェーンの母体・グロービートジャパン社も、裁判では関係者のトンデモぶりを自ら露呈してしまった感があります(009:平和神軍)。
 ムチャなクレームというのはこちらにとっても本当に迷惑なんですが、それが団体側にとってもデメリットになるのだという現実を、関係者にはもうちょっと知っておいて欲しいものだと思います。老婆心ですが。

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オルタナティヴ株式会社から削除・謝罪要求がきました(2007/01/10)

2007年1月10日 (水)

オルタナティヴ株式会社から削除・謝罪要求がきました

 1月9日、「コミュニケーションの学校」などと称するオルターカレッジ(新宿区など)の運営団体・オルタナティヴ株式会社(本社福岡市)から、当ブログと「自己啓発セミナー対策ガイド」に掲載されている同社関連の記事の削除と3年間の謝罪文掲載を求めるメールが届きました。
 同社は現在、オルターカレッジの実態が勧誘時の説明と全く違ったとする元受講生3人から受講料金返還や慰謝料支払いを求める訴訟を東京地裁で起こされており、今月29日にも第4回の弁論が開かれます(オルターカレッジ(オルタナティヴ株式会社)被害者3人が提訴)。

 オルタナティヴ株式会社から届いたメールと、こちらからの返答の全文を載せておきます。

【削除・謝罪要求のメール】

藤倉 善郎 様

オルタナティヴ株式会社 折笠守拙と申します。

藤倉様が「自己啓発セミナー対策ガイド」のサイトにて掲載されている「宗教・カルトウォッチ:010 オルターカレッジ(オルタナティヴ株式会社)」の件について、当社より申し上げたいことがございます。

なぜ、私どもの組織を宗教・カルトだと規定していらっしゃるのでしょうか?
その根拠は何なのでしょうか?
私たちのプログラムを学んだことがおありなのでしょうか?
私どもはかなり迷惑をしていますし、
私どもは多大な被害を被っていることをご存知でしょうか?
私どもの企業組織によって、被害を受けられたのでしょうか?
私どもの企業組織についてどれ程の事をご存知なのでしょうか?

あなたがやっていることは、サイバー空間内での酷いテロのようなことだと私たちは思っています。

藤倉様のサイトに関しまして、私どもからの要求は以下のとおりです。

【要求内容】
自己啓発セミナー対策ガイドに記載されている私どもの企業及び関連サイトの内容を削除すること、及び謝罪文掲載(謝罪文掲載後3年間は掲載し続けること)を要求致します。

【期限】
期限は遅くとも2007年1月15日までに実行することを要求致します。

この要求について何の実行もされない場合は、すべての法的な責任や社会的責任を強烈に抗議すると共に、追及する準備を開始いたしますことを明確に警告致します。

150名の人生がかかっている問題ですので、決して軽く扱わないでください。
まずは、メールにてご一報させていただきます。よろしくお願い致します。

2007年1月9日


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折笠 守拙

オルタナティヴ株式会社
IMAコンサルティング事業部
 渋谷区神南1-20-14第7工業ビル5F
 TEL/03-3462-6390
 FAX/03-3462-5134

 s.orikasa@alternative-japan.co.jp
 ***********(携帯電話番号は消しておきました)
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【藤倉からの回答】

オルタナティヴ株式会社
折笠守拙 様

 はじめまして。webサイト「自己啓発セミナー対策ガイド」およびブログ「宗教&カルト・ウォッチ」を運営しております、藤倉と申します。
 御社からのお問合せと削除・謝罪の要求についてお答えいたします。

> なぜ、私どもの組織を宗教・カルトだと規定していらっしゃるのでしょうか?
> その根拠は何なのでしょうか?

 「自己啓発セミナー対策ガイド」「宗教&カルト・ウォッチ」で私が書いた文章の中に、オルタナティヴ株式会社を宗教・カルトであると規定した文面はなかったと記憶しております。私のwebサイトとブログは、宗教・カルト・自己啓発セミナー・ニューエイジ集団その他、精神性を重視する団体全般や関連するトラブルを掲載しており、そこに記載した全ての団体を「宗教」「カルト」と断言するものではありません。
 また、特定の団体に対して「宗教」「カルト」という言葉を使う際には、そう述べる根拠も必ず併記するよう心がけています。関連記事を再確認の上、もし私が根拠を示さずに御社を宗教あるいはカルトと規定している箇所がありましたら、具体的に指摘してください。

> 私たちのプログラムを学んだことがおありなのでしょうか?

 セミナーを受講したりオルターカレッジに入校した経験はありません。ノ・ジェス氏の著作は読みました。

> 私どもはかなり迷惑をしていますし、
> 私どもは多大な被害を被っていることをご存知でしょうか?

 具体的にどのような被害を被っているのか教えてください。

> 私どもの企業組織によって、被害を受けられたのでしょうか?

 私個人は、いまのところ特に被害は被っていません。

> 私どもの企業組織についてどれ程の事をご存知なのでしょうか?

 記事を書くにあたって、オルターカレッジの元受講生、勧誘を受けたことがある人、受講生の親や友人への取材や、そういった方々から私のところに寄せられた相談内容を参考にしているほか、御社の関連webサイト、関連のパンフレットや書類、ノ・ジェス氏の著作も参照し、御社の関連イベントで私自身が見聞きしたことや御社関係者から私が受けた説明も考慮に入れています。
 「どの程度知っているか」という漠然とした質問に答えるのはとても難しいです。もし記事の内容に誤りや過不足があるというのであれば、それを具体的に指摘していただけないでしょうか。

> 【要求内容】
> 自己啓発セミナー対策ガイドに記載されている私どもの企業及び関連サイトの
> 内容を削除すること、及び謝罪文掲載(謝罪文掲載後3年間は掲載し続けること)
> を要求致します。
>
> 【期限】
> 期限は遅くとも2007年1月15日までに実行することを要求致します。

 現段階では、この内容の対応をお約束することはできません。記事のどこにどういった問題があるのか具体的に指摘していただいてから、対応を検討したいと思います。今回いただいたメールでは、記事の問題箇所も明らかでない上に、何についてどう謝罪してほしいのかもわかりません。
 私としては、記事の内容に誤りがあったと確認できた場合には、どこが誤りだったのかを明らかにし、その点について謝罪と訂正はします。しかし、その誤りが記事全体の価値を左右するものでない限り記事の全文削除には応じないというのが、私のサイト運営の基本方針です。
 また、私が御社の主張を受け入れるか受け入れないかは別として、内容に違法性や反社会性がない限り御社の反論をサイト内に掲載することはやぶさかではありません。ブログには誰でも自由に書き込むことができるコメント欄もありますので、良識の範囲での反論であればブログのコメント欄を利用していただいても構いません。

 記事の削除と謝罪掲載の要求については、できる限り期限である1月15日までに検討したいので、以下の内容について1月12日までにお送りください。

(1) 記事の具体的な問題箇所の指摘
(2) 御社が被ったと主張している被害の具体的な内容
(3) その被害が当サイトの記事によるものであるとする根拠
(4) 要求する謝罪文の内容

 なお、現段階では御社の主張は不明確ですが、削除と謝罪を求めるということ自体が御社の反論の意思表示なのだろうと思います。当事者の反論の機会を保証する当サイトの方針に沿って、御社からいただいたメールの全文をブログに掲載させていただきます。

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「自己啓発セミナー対策ガイド」
「宗教&カルト・ウォッチ」
運営者・藤倉善郎
seminar_spirit@yahoo.co.jp
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 オルタナティヴ株式会社への返答でも書いたとおり、同社からの削除・謝罪要求には、要求の根拠も示されておらず、どういう謝罪を求めているのかも不明です。こちらに非があるとわかれば問題部分の削除や修正もすれば謝罪もするつもりですが、このような状態でいきなり削除や謝罪の期限だけ決められても、ぼくとしてはどうしようもありません。
 オルタナティヴ側から1月12日までに要求の根拠が示されれば、期限である1月15日までにすべきことがあるかどうか改めて検討しようと思います。

 なお、ぼくが宗教&カルト・ウォッチ自己啓発セミナー対策ガイドで書いたオルタナティヴ社関連の記事は、以下の通りです。

自己啓発セミナー対策ガイド
にわかに話題沸騰! オルターカレッジとPBLS (2003/11/08)
オルターカレッジ説明会 (2004/07/27)
オルターカレッジ被害者3人が提訴 (2006/06/06)

宗教&カルト・ウォッチ
オルターカレッジ最新情報(2006/06/03)
オルターカレッジのシステム(2006/06/04)
オルターカレッジ(オルタナティヴ株式会社)被害者3人が提訴(2006/06/07)
オルタナティヴ株式会社、訴訟日程と動向(2006/07/02)
被告は弁護士つけず オルタナティヴ株式会社・消費者被害訴訟(2006/07/15)
オルタナティヴ株式会社訴訟、第2回弁論訟(2006/11/10)

2006年11月10日 (金)

オルタナティヴ株式会社訴訟、第2回弁論

 9月11日、東京地裁でオルタナティヴ株式会社(現在は「HITOTSU学」と名乗るセミナーを開催)の被害者が受講料金の返還と慰謝料の支払いを求めた訴訟の第2回口頭弁論が開かれました。この訴訟では、オルタナティヴ株式会社が主催する「オルターカレッジ」に入学した3人の被害者たちが、入学にあたってそれぞれ約160万円の料金を支払ったものの講義らしい講義も行われず、関連会社が行う訪問販売方式の清掃業務や街頭や平和イベントで行うオルターカレッジへの勧誘活動に無償で従事させられ、約束されていた資格も取得できなかったと主張していました。
 これに対してオルイタナティブ側は、今回の第2回弁論で以下のような内容の反論書面を提出しました。

・きちんと授業は開いていた。
・カルト集団と呼ばれるようなことはしていない。
・資格は「30day's(オルターカレッジの初期に開催される合宿セミナー)」を受けただけで取得できる。
・原告3名は、授業を受けている最中は文句を行ってこず、後から言い出しただけ。

 しかし、オルタナティヴ社が勧誘時の名目として利用しているNPO法人「ピース・ビジネス・ライフ・スクール(PBLS)」に関しては、自らの関連団体であることは否定しなかったようです。
 訴訟とは別の場面で得た情報ですが、この第2回弁論の2日前にオルターカレッジで初めての「卒業式」が行われ、4人の卒業生に記念品などが贈られたそうです。藤倉が取材した際(2006年6月 3日 (土)オルターカレッジ(オルタナティヴ株式会社)最新情報)、オルターカレッジ側は「すでに300人の卒業生がいる」としていました。これまでそれだけの数の卒業生を出しておきながら、弁論の2日前になって突然卒業式を始めるというのも、不思議な話ですね。

 なお、第1回弁論(2006年7月15日 (土) 被告は弁護士つけず オルタナティヴ株式会社・消費者被害訴訟)で、オルタナティヴ社は弁護士をつけず代表の白木祥子氏が単身で出廷していました。
 第2回弁論でも、やはり弁護士をつけずに臨んでいます。法廷には10人近くのオルタナティヴ関係者が傍聴に来ていました。
 次回、第3回の弁論は11月13日(月)13時10分から、東京地裁712号法廷で開かれます。

2006年7月15日 (土)

被告は弁護士つけず オルタナティヴ株式会社・消費者被害訴訟

 7/11(月)、オルターカレッジ(オルタナティヴ株式会社)の被害者が入学金返還と慰謝料の支払いを求めた訴訟の第1回口頭弁論を傍聴してきました。提訴の裁判の内容については、自己啓発セミナー対策ガイドの「オルターカレッジ被害者3人が提訴」を参照。

 今回は、1回目の弁論ということもあり、被告のオルターカレッジ側が答弁書を陳述して、次回記事を決めただけ。ものの数分で終わりました。
 驚いたのは、オルターカレッジ側が弁護士をつけていなかったこと。オルタナティヴ株式会社の代表者・白木祥子氏が単身で出廷していました。

裁判長「今後も弁護士はつけないのですか?」
白木氏「はい。ですが初めてのことなので、この先どうなるかはちょっと…」
裁判長「法的には弁護士をつけなくても裁判を進めることはできます。どうしろということをこちらからは言えませんが、これだけの内容について認否や反論をするのは大変なので、相談してみるといいのではないでしょうか」

 裁判長のホンネとしては弁護士をつけて欲しいのかもしれません。白木氏は、ちょとおどおどした感じのオバサンでした。見ための印象だけで評価するのはよくないかもしれませんが、ぼく自身、「この人ひとりで大丈夫なの?」という印象を抱きました。

 今回陳述されたオルターカレッジ側の答弁書の内容は、請求を棄却するとの判決を求め、請求原因に対する認否は追って準備書面で行うというものです。認否については、8月末までに提出することになりました。
 次回の弁論は9/11(月)13:10、東京地裁712号法廷です。

2006年7月 2日 (日)

オルタナティヴ株式会社、訴訟日程と動向

 オルターカレッジ(オルタナティヴ株式会社)の消費者被害訴訟の第1回弁論期日が決定しました。

 7月10日(月)13時10分
 東京地裁・712法廷

 さて、被害者の記者会見以降の出来事をなどをまとめておきます。

■報道
 6月7日付けの『しんぶん赤旗』が、『講義勧誘「原理」教える 「オルタナティヴ」元受講生が提訴』との見出しで、提訴の件を報じました。ここでは、「30デイズという合宿はマインドコントロールそのものだった」との原告の主張を紹介していますが、オルターカレッジ側のコメントは「訴状を見ておらず、現段階でコメントできない」というものでした。
 一方、ぼくはその翌週6月12日発売の『週刊現代』(6月24日号)で、『被害者3人が“入学金”の返還訴訟を求め提訴 早大名誉教授「お墨付きNPO」の悪質商法』という記事を書きました。オルターカレッジでアテンダー資格を発行しているとされる世界コミュニケーター協会の協会長・黒木三郎氏(早稲田大学名誉教授・弁護士)の問題点を指摘するないようです。ここでは、黒木三郎氏と、その娘でオルターカレッジ学長の黒木摩利枝氏のコメントも紹介しています。
「オルターカレッジは、私の娘が学長をしているのですが、具体的にどんなことをしているかはよく知りません。名前を貸してくれと頼まれたのは事実なので責任がないとは言いませんが、学校と協会がどういった関係なのかも、よくわかっていないのです。ただ、2年くらい前でしたか、早大国際会議場で行われた平和運動のイベントで講演したことはあります」(黒木三郎氏)
「訴状を見ていないので何にも申し上げられませんが、訴えられるようなことをした心当たりはありません」(黒木摩利枝氏)

■オルターカレッジ側の動き
 オルターカレッジのフロント組織であるNPO法人ピース・ビジネス・ライフ・スクール(PBLS)は、6月18・24・25日に「TPP ~Together for Peace Power~」というイベントを予定していました。しかし被害者の記者会見と一連の報道の後、6月18日のイベント中止を発表。25日についても同団体のwebサイトのスケジュール表から消えており、現在は24日についてのみ「終了しました。ありがとうございました。」というそっけない報告を掲載しています。
 当初の予定では、18日には鈴鹿国際大学短期大学部学長・佐治晴夫氏の講演、24日には、精神世界好きの間で大人気(?)の映画『地球交響曲』の監督・龍村仁氏の講演が行われるはずでしたが、どちらも中止になったようです。24日に行われたイベント内容は、「迷走音楽ユニット」P.R.E.MとシンガーのMorphie氏のライブに、オルターカレッジの実質的リーダーであるNoh Jesu(ノ・ジェス、盧在洙)氏の講演だけ。Morphie氏は、ブログの記事を見てもわかるとおり部外者ではなく Noh Jesu氏の関係者のようです。
 もっとも、佐治晴夫・龍村仁両氏の講演中止と、今回の訴訟や報道との因果関係はわかりません。
 この他に、もうひとつ面白い動きがありました。被害者による記者会見の後か一連の報道の後か、正確なタイミングはわかりませんが、Noh Jesu 氏の個人サイト「Noh Jesu.com」の「Q&A」のコーナーに、こんな記事が文章が掲載されました。

Q12:
オルターカレッジを卒業して成功した人のモデルがないと聞いていますが、企業独立支援はどうなっているのですか?
A12:
オルターカレッジは、2000年6月にオルタナティヴ株式会社の教育事業部として発足しました。本格的には2001年10月より受講生の受け入れを開始しました。を募集開始しました。
3年間の教育期間を設定し、HITOTSU学を学ぶカリキュラムでスタートしましたが、実際、2004年10月に卒業した人たちはオルターカレッジの講師、あるいはオルタナティヴ株式会社に就職することを希望したため、現段階では独立企業家は誕生しません。一定期間後、独立するための準備をしている人はいます。
“成功”をどういう基準でみるのかという問題もありますが、卒業生が全員、心スッキリ状態で今の仕事や生活を楽しんでいるのは間違ありません。近い将来の成功を確信しながら、一般の人以上に希望の目で、自信感溢れる歩き方で、成功人脈を広げているのです。オルターカレッジは、初めての卒業生誕生からまだ1年半程度ですからこれからだと思っています。

Q13:
オルターカレッジで3年間学ぶことにより、新しい職業・コミュニケーターになれると聞いています。それと、そのコミュニケーターになるために、世界コミュニケーター協会が認定する認定書が得られると聞きましたが、その話を最近は聞かなくなりました。どうなっているのですか?
A13:
当初「コミュニケーター」という名称を活用していましたが、ふさわしい意味合いを持った名称として現在は「アテンダー」に切り替えています。世の中の多様な問題を解決できる人材、またそのような人材を育てる人をアテンダーと呼んでいます。
これは「次元上昇されたHITOTSUのイメージ」を自由自在に活用することによる心スッキリ、いつもスッキリ状態を教育訓練できること、またカウンセリング、コンサルティング、コーチング、コミュニケーション能力を自らが持ち合わせ、また育成することができる職業です。名称には病んだ社会、病んだ組織を癒すことができるという意味も含まれています。アテンダーになるためにはHITOTSU学のテキストの理解と同時に、現場での実践能力が必要ですが、それらを確認した上でアテンダー協会より認定証としてアテンダーディプロマを得ることができます。理論と実践の両方に合格した人は、現在一人です。その人は今、企業コンサルタントとして素晴らしい能力を発揮しています。
また世界コミュニケーター協会は、協会長である黒木三郎氏が個人の事情により辞任されたことを期に、名称をアテンダー協会に変更し新しく生まれ変わっています。

■ツッコミ
 先日ぼくがオルターカレッジに説明を聞きに言った際には、「起業した人はほとんどいない」と言われました。ところが、上の「A12」にあるように、起業者は実際には一人もいなかったわけです。別に起業家が一人もいなくたっていいんですが、起業を支援すると言っておきながら実際に起業したケースがひとつもないことを隠しているというのは、いかがなものでしょうか。オルターカレッジの詐欺的意図が見え隠れしています。
 また、「A13」にあるように、黒木三郎氏は世界コミュニケーター協会の協会長を辞任しちゃったんだそうです。しかも世界コミュニケーター協会は「アテンダー協会」に名称変更。
 今回の訴訟の原告の主張では、世界コミュニケーター協会による「資格発行」は実際には行われていなかったとされています。「資格発行」という重要な業務が機能していないなら、実体のない幽霊団体である可能性が高いでしょう。提訴直後の協会の変わり身の早さも、実体のない組織ならではなのかもしれません。

■黒木三郎氏について
 彼は週刊現代の取材に対して事実上「オルターカレッジには名前を貸しただけ」とコメントしたわけですが、関連イベントに顔を出していたようだし、「Noh Jesu.com」では彼が Noh Jesu 氏のセミナーを実際に受講していると書いた挙句に「人類の希望ある平和な未来のために、今後のHITOTSU学の発展と普及を心から応援しています」と熱烈なラブコールを送っています(「人物像」のコーナー)。ここまでベッタリな関係でいながら、自分が長を務める協会のことばかりかオルターカレッジとの関係も知らないというのは、どう考えてもあり得ません。
 仮に本当に「名前を貸しただけ」だったとしても、弁護士が実体のない幽霊団体を主宰していて、それが実際に被害に繋がったとなれば、充分に問題があると思います。しかも彼は協会長を辞任したとされているものの、彼の Noh Jesu 氏に対する応援メッセージはいまだにwebサイトに掲載されています。
 「名前を貸しただけ」なのか「ほんとはラブラブでした」なのか。どっちにしても、黒木三郎氏の社会的責任は重大です。

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