ぼくは、ベストグループという団体の問題について情報交換をするための「ベストグループ問題掲示板」を運営しています。
この団体は2004年に、ぼくが運営する「自己啓発セミナー対策ガイド」の記事にクレームをつけ、ウソをついた挙句に全国23箇所の支部で同時にぼくに対して訴訟を起こすという恫喝まで行ったことがあります。この記事では、ベストグループの実質的教祖である衣川晃弘氏が「ベストグループを辞めると不幸になる」などとメンバーに対して発言していたことなど、ベストグループの問題性に言及していました。
最終的に、こうした恫喝を送りつけてきた(株)ベストの代表取締役・水野起良廣氏、ベストグループの事実上の「教祖」である衣川晃弘氏、ベストグループ側の代理人の山田高司弁護士(愛知県弁護士会)とぼくが東京で会談し、水野氏が一連の恫喝について撤回と謝罪をしています。
記事は、いまもそのまま掲載しています。
ベストグループが各掲示板で議論に [2004/06/05]
ベストグループ本部、電話インタビュー [2004/08/06]
ベストグループが当サイトを恫喝 [2005/06/07]
しかし最近また、「ベストグループ問題掲示板」に書き込まれた投稿について、ベストグループ関係者が「事実ではない」「名誉毀損だ」「弁護士に相談する」「法律に則して毅然たる態度で臨む所存」などと書き込みを始めました。
前回、ぼくを恫喝したときと同様、何がどう事実出ないのかについてはほとんど言及していません。法律だの弁護士だのを持ち出して批判を萎縮させようという手口は、相変わらずのようです。
管理人としては、これによって掲示板投稿者が萎縮してしまうことを心配していましたが、どうやら杞憂だったようで、その後もベストグループに関わったことがある人から、内情についてとても具体的な話が次々と書き込まれています。
その内容全てが事実であるかどうかはわかりません。しかし実際にベストグループ関係者が投稿している掲示板ですから、ベストグループ関係者は、事実ではないことについては具体的にどこが事実でないのか反論できる状態にあります。後々にも参考になりそうな情報が増えてきているので、興味がある方はぜひ覗いてみてください。
ベストグループについては、内部でネットでの閲覧をしないようにメンバーに呼びかけたり、「ネットでベストグループを批判している人は不幸になる」などと言っているという情報が掲示板で報告されたこともあります。
ベストグループ関係者が掲示板を見ているというだけで、会員の方たちは掲示板に書き込みをしにくいかもしれません。
ですが、掲示板では、個人を特定できるような情報や個人的なエピソードなどを書かなければ、基本的に個人の特定などはできません。いくらベストグループが「名誉毀損だ」などと言っても、書き込まれた情報が事実であれば問題ありません。
「家族や知人がベストグループにのめり込んで困っている」という人の話はいまも聞きますし、そういう人にとって、ベストグループに関する情報は貴重です。ベストグループの現役会員にとっても、実態や問題点が明らかにされることでベストグループへのかかわり方を考え直す上での参考になると思います。
掲示板に書き込むことに抵抗を感じる人は、ぼく宛のメールでも構いませんので、情報をお寄せいただければ幸いです。メールで寄せられた情報については、個人を特定できない形でダイジェストにして掲示板やHPで報告していきたいと思います。