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030:その他

2009年7月23日 (木)

イベントに出演します

 藤倉が、7/31に東京・新宿の「ロフトプラスワン」で開催されるトークイベント『サムライの会プレゼンツ第4回「これでいいのか政治と宗教」』に出演します。

サムライの会プレゼンツ第4回「これでいいのか政治と宗教」(予約フォーム)

2009年 7月31日(金) 19:30スタート (開場18:30~)

2009年(平成21年)7月31日 金曜日
【出演】   司会:山田直樹氏(ジャーナリスト)
  ゲスト:関谷晧元氏(元・幸福の科学幹部)
      広末晃敏氏(元・オウム真理教信者/現・「ひかりの輪」副代表)
      小多仁伯氏(元・創価学会芸術部書記長)
      福本潤一氏(前・公明党参議院議員)
      小川頼宣氏(元・創価学会本部広報室/現・政教分離を考える会代表)
      藤倉善郎氏(カルト問題に詳しいライター)

★1990年のオウム真理教衆議院選挙出馬騒動、当時の教団の内部を元・信者が語る。
★創価学会と公明党との関係を、元・創価学会幹部、元・公明党議員らが明らかにする。
★突然の政党旗揚げ、衆議院出馬宣言で世間を驚かせた「幸福の科学」とはいったいどのような団体か? 脱会した教団の元・幹部が、その草創期を語る。

《料金》予約/当日¥1,500(飲食代別)
《会場》LOFT/PLUS ONE 
新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2
TEL 03-3205-6864

2007年5月26日 (土)

最近書いた宗教関連記事

 最近、忙しくてさっぱりブログ更新してませんでしたが、最近の宗教・カルト関連のお仕事報告です。

Photo◇2007年4月発売/晋遊舎/.net実話 アングラーEX vol.6/「新興宗教お宝鑑定隊」、「スピリチュアの現場」(スピリチュアル・コンベンション)

 

 『.net実話アングラーEXVol.06』で、「新興宗教お宝鑑定隊」と「スピリチュアルの現場」の2本の記事を書きました。

 「新興宗教お宝鑑定隊」は、統一教会や法の華三法行などのカルト宗教が信者に売りつけている高額グッズを、古物商に鑑定してもらうという記事です。信者がウン千万円で買わされたグッズでも、古物商の評価額が「ウン千円」とか「ゼロ円」とか。笑うしかないくらいのビックリな価格差は、そのまま教団のあくどさを示してますね。
 各教団の被害者が起こしている裁判などで、グッズのインチキぶりが暴露されているケースはあります。でも複数の教団の計20点以上のグッズをいちどに鑑定するなんてアホな企画は、さすがに本邦初なんじゃないかと勝手に思っていますが、実際どうなんでしょうね。
 とりあえず、資料価値もそこそこあるのではないかと。「カルト宗教美術年鑑」みたいな感覚で使えるかも(?)。

 「スピリチュアルの現場」は、連載2回目。1回目は X Japan の TOSHI がハマってる自己啓発セミナーを取り上げましたが、今回は「スピリチュアルコンベンション(通称すぴこん)」です。ぼくが助手(?)をつれて、東京会場に行き、あれこれ体験してきました。単なる体験レポートではなく、恐ろしいほどの短期間で「毎週日本のどこかで開催されている」(事務局関係者)ほどになるまでの増殖過程がわかるような表もつけてみました。

Photo_1◇2007年5月発売/晋遊舎/.net実話コミックアングラー Vol.01/「あるインチキセミナーの手口と対策」、「宗教団体と戦い続ける街」(オウム、創価学会、神慈秀明会、真如苑)

 

 『アングラー』の姉妹誌として、今月『コミックアングラー』も創刊されます。創刊号で、ぼくは、女子学生ばかりを狙った自己啓発セミナーをテーマにしたマンガ「あるインチキセミナーの手口と対策」の原案を書きました。この自己啓発セミナーは、ぼくが運営する「自己啓発セミナー対策ガイド」の掲示板でもよく話題になっている会社です。その会社の勧誘手法と対策法(ちょっとおちゃらけ)を解説するマンガです。
 同じく『コミックアングラー』創刊号の活字ページで、「宗教団体と戦い続ける街」というレポートも書きました。オウム(アーレフ・ひかりの輪)、創価学会、神慈秀明会、真如苑といった教団と、それらの進出に反対する近隣住民との対立をレポート。
 写真ルポに近いページ構成で、あまり文章を書けませんでした。詳細はほかのところで引き続きレポートしていきたいというのが正直なところだったりします。

Omn◇2007年5月17日掲載/オーマイニュース/「上祐派独立・地域住民の不安と賠償問題」「“2つのオウム”に悩む東京・世田谷」

 オウムに関しては、「オーマイニュース」で、「上祐派独立・地域住民の不安と賠償問題」という記事を書きました。住民デモや「ひかりの輪」副代表の講演のレポートです。住民デモの動画レポート「“2つのオウム”に悩む東京・世田谷」もついてます。

2006年4月20日 (木)

神慈秀明会・会主一族が16億円所得隠し

 世界救世教の分派であり、ターミナル駅前などでの「手かざし」で有名な神慈秀明会で、会主一族の意図的な隠蔽による所得隠しがバレちゃったという報道がありました。「あなたの健康と幸せをいのらせてください」と通行人を呼び止める、あの教団です(最近、あんまり見ない気がするけど)。

Sankei Web
滋賀の宗教法人が16億円所得隠し 大阪国税局指摘

 平成15年11月に死去した宗教法人「神慈秀明会」(滋賀県甲賀市)の故小山美秀子会主の遺産を巡り、同会と長女の小山弘子会長(65)ら親族が大阪国税局の税務調査を受け、相続税など計約16億円の所得隠しを指摘されていたことが19日、分かった。同国税局は重加算税など約10億円を追徴し、小山会長らは修正申告に応じている。
 関係者によると、遺産は小山会主の死去後、長女の小山会長ら親族6人が相続し、約31億1200万円を申告した。

 ところが大阪国税局が調査したところ、会主の所有していた古美術品のうち、同会関連の財団法人「秀明文化財団」が運営する「MIHO MUSEUM」(ミホミュージアム、同県甲賀市)に所蔵されていた約700点(約10億円相当)が同会に寄贈したように処理されていた。

 財産の寄贈先が宗教法人の場合、非課税となるが、古美術品については非課税措置を受けるために必要な書類が国税当局に提出されておらず、同国税局は寄贈は仮装だったと判断した。

 また会主が生前贈与したように装い、京都国立博物館(京都市東山区)に寄託していた茶道具や掛け軸など約40点(約4億5000万円相当)と、教団の施設に隠されていた約80点の古美術品(約1億円相当)の申告もされていなかった。

 これらの美術品の大半は小山会長の相続財産と認定された。

 このほか二男は同会発注の施設工事の際、請負業者から得た約1億円の謝礼金を自分が代表を務める赤字会社が受け取ったことにして個人の所得申告から除外していた。

 さらに兵庫県の同会名義の不動産を小山会長らが使用していたことについて、国税局は「家賃が低すぎる」として会長らへの給与と認定し、源泉所得税の徴収漏れを指摘した。

(04/19 13:47)

 asahi.comにも記事があって、基礎情報は産経と同じ。ただし朝日の方は、こういう形で小山弘子会長の代理人と神慈秀明会の談話を掲載しています。

asahi.com
宗教法人「神慈秀明会」、会長ら16億円申告漏れ(抜粋)

 〈小山会長の代理人の話〉 会主は生前、自宅以外にある美術品について「会に寄付した」と言っており、遺産との認識はなかったが、国税当局の指摘を受けて修正申告した。

 〈神慈秀明会の話〉 寄付が認められず、故人の遺志が果たせなかったのは残念。源泉所得税は指導に従って納税した。

 これらの記事を読むと、単なる所得隠しだけではなく、故・小山美秀子(みほこ)会主の次男にあたる信徒代表・英二氏が神慈秀明会発注の工事をめぐって請負業者から個人としてリベートを受け取り、なおかつその所得もゴマカシていたことまでバレちゃったようです。これぞ宗教利権。
 英二氏は「自分が代表を務める赤字会社が受け取ったことにして個人の所得申告から除外していた」とのことです。で、調べてみると、記事にある「赤字会社」かどうかまではわかりませんが、小山英二氏が代表を務める豊和商事株式会社(兵庫県芦屋市)という会社のデータが東京商工リサーチにありました。
 取締役に橋本孝子、小山弘子という名前があります。営業種目は「出版,神具仏具その他祭祀用具の購入・販売」で、仕入先は「宗教法人神慈秀明会」となっています。
 
 神慈秀明会そのものについては、教団の公式サイトのほか、RIRC宗教教団情報データベースで概要が見られます。神慈秀明会批判のすごい情報量のサイトもあります(家族を新興宗教から守ろう)。

2006年4月 6日 (木)

大分の死亡事件で自称治療師逮捕

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060406-00000060-mai-soci
<食事療法合宿>女性死亡で自称治療師を逮捕 大分

 大分県玖珠町の別荘で昨年4月、食事療法を名目に合宿していた神戸市東灘区の女性(当時27歳)が体調を崩して死亡した事件で、県警玖珠署は6日、福岡市南区曰佐(おさ)、自称治療師、村田啓二容疑者(55)を保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕した。
 調べでは、村田容疑者は昨年3月下旬から、玖珠町大隈の別荘で、ゴマや玄米を食べる食事療法の合宿を開催。アトピー性皮膚炎に悩んでいた女性を治療していた。ところが、女性は食事や水分を十分に摂らず、3月末から体調を崩し、自力歩行や水分補給も出来ない状態となったのに、医療機関を受診させるなどの措置をとらず放置し4月7日、急性肺炎で死亡させた疑い。女性は入所時の身長が約159センチ、体重約50キロだったが、死亡時は約40キロと約2週間で約10キロも激減していた。
 村田容疑者は97年ごろから、がんやアトピーなどの治療を目的とした食事療法の指導を始めていた。女性が死亡した後も食事療法の指導を続けており、毎日新聞の取材に「私に責任はない」と話していた。【大島祥平】
(毎日新聞) - 4月6日14時42分更新
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 大分合同新聞のサイトで、女性が死亡した当時の記事を読めます。

2006年1月17日 (火)

類は友を呼んじゃったのか・ラエリアンが黄教授にラブコール

Sankei Web
http://www.sankei.co.jp/news/060116/kok059.htm
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黄教授に共同研究呼び掛け クローンエイド社

 世界初のクローン人間を誕生させたと主張しているクローンエイド社は15日、胚(はい)性幹細胞(ES細胞)をめぐる論文捏造(ねつぞう)が明らかになったソウル大の黄禹錫(ファン・ウソク)教授に対し、共同研究を呼び掛ける書簡を送ったと発表した。

 発表によると、同社のボワセリエ代表は黄教授について「(研究の成果は)本物だと確信するが、研究反対派によってデータを改ざんされ、おとしめられた」と擁護。

 代表自身も同様の攻撃にさらされたとして、クローン人間や老化防止などを研究している同社に迎えたいとの意向を示した。黄教授側の対応は不明。

 同社は新興宗教団体ラエリアンの教祖ラエル氏らが1997年に設立した。(共同)

(01/16 12:38)
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 ところで、数年前にラエリアンが作ったとか作らないとか言ってたクローン人間って、結局どうなったんだい? その話も捏造か?(笑)

参考:
朝鮮日報1/17
黄教授に米クローン人間研究メーカーからオファー

clonaid
Clonaid supports Dr Hwang

2005年6月16日 (木)

「ザイン」が所得隠し@時事通信・共同通信

「ザイン」が所得隠し=1億2000万円-名古屋国税局(6/16・時事通信)

1億2000万円所得隠し 開運アクセサリーのザイン(6/16・共同通信)

 「アサヒ芸能」を皮切りに、ここんとこ、週刊誌で騒がれている「ザイン」。1億2000万円の所得隠しが発覚し、「同国税局は全額を悪質な所得隠しと認定し、重加算税を含め約3000万円を追徴課税した(時事通信)」だそうです。記事によれば、同社は社員に支払った給与や賞与の一部を会社に返還させたりしていたそうで。

 いやあ、週刊誌で報じられたザインの「儀式」とか、なかなかすごい。被害者の会みたいなものもあるそうで、「ザイン問題を告発する~ザイナスティアの真実」にいろいろ情報が。

2005年5月24日 (火)

実在しない宗教法人で悪霊払い@IBC岩手放送)

実在しない宗教法人で悪霊払い(5/24 IBC岩手放送)

 実在しない宗教法人の管長による祈祷料として、八戸市の女性から現金300万円以上を騙し取ったヤツが逮捕されたんだとか。しかし記事では、容疑者は「宗教法人代表」と書いてあるから、いちおう本物の法人格もあったってことだよなあ。実在する方の宗教法人の名前も出して欲しい。

2005年5月23日 (月)

仙台・仙岳院 使途不明金8億8500万円 告発へ@河北新報

仙台・仙岳院 使途不明金8億8500万円 告発へ(5/23 河北新報)

 仙岳院という天台宗の寺がバス会社と組んで、納骨堂の永代供養料を集めたり信金から金借りたり債券発行したりして21億円くらい集めたけど、納骨堂は建設されず、約8億8500万円が使途不明になっているんだとか。で、檀信徒会が、「バス会社が借金返済に流用したんじゃねえか?」ってことで、バス会社の代表と仙岳院の元住職を告発することにしたというのが、今回の記事。
 確か、これにからむ話は少し前に週刊誌なんかでも報じられていた気がする。
 いやあ、21億集めるのもすごいけど、9億近く使途不明ってのもスゴイ話。

 ついこないだ、創価学会かたり融資詐欺、みずほ銀から14億円 なんて事件もあったねえ。宗教が悪いことして信者から大金をせしめることはあるけれど、なんか宗教を名目にして別のもんがからんだときのスケールはさらにすごいと思う。

2005年5月17日 (火)

タイ寺院の活動波紋 住民が陳情書@朝日新聞(長野)

 タイ寺院の活動波紋 住民が陳情書(5/15 朝日新聞)

 記事によると、東御市新張にある在日タイ人の仏教寺院に対して、地元住民が退去を求める運動を起しているとか。住民による対策委員会の会長は、『騒音など実質的な迷惑行為はないとしながらも、「週末ごとに多数の信者が集まることへの違和感や、将来的に住環境が破壊されるきっかけになるのではという不安がある」と説明』している。
 住民は市議会に陳情し、市の介入を求めているものの、市側は「静観の構え」。「住民感情だけを理由に、宗教活動を規制するような決議はできない」とする市議のコメントも掲載されている。

 たぶん、実情を外から判断するのはとても難しい問題だと思う。
 なんせ、住民の感情がどこまで「感情的なものでしかない」のかは現地に行かなきゃわからないし、こういうトラブル関して行政や政治家が「事なかれ主義」でしかない場合もないとは言い切れない。対策委員会会長のコメントからは、住民にとって具体的な不利益あるわけではなさそうに思えるのは確かだけど。
 仮に「感情的でしかない」として、そもそも、海外の仏教だと見た目オウムっぽいとかってことなのか、単に外国人が出入りするのがイヤなのか。感情なら感情でもいいので、その内容を知りたいところ(さすがに、メディア向けのコメントでそんなことは言えないだろうが)。

2005年5月15日 (日)

パナウェーブ訴訟:名誉棄損で文春に一部勝訴@毎日新聞

 新聞記事だだ流しの比重が多いと、全文引用に罪の意識が・・・。というわけで、今後ダイジェストとぼくのコメントにします。

パナウェーブ訴訟:名誉棄損で文春に一部勝訴 東京地裁

 記事によると、「週刊文春」が千乃正法会や千乃裕子代表に関して「ストリーキングの過去」「やはり四国鉄塔倒壊実行していた!?」などとしていた記事が事実に反するとして、千乃正法会側が4000万円の支払いを求めた裁判。これで千乃正法会側が一部勝訴した、というもの。
 千乃正法会側が「勝った」のは、98年の鉄塔倒壊事件に関する部分。裁判所は、「同会が事件にかかわったと信じる相当な理由はなかった」としたとか。「当時の捜査当局の見方を報じたもの」「後に立件されなかったことをもって裁判上の証明がないとの判断には承服しがたい」との文春側のコメントも出ている。
 でも、「女教祖 千乃裕子にストリーキングの過去」については、真実と認められたとか。

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