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2005年5月17日 (火)

タイ寺院の活動波紋 住民が陳情書@朝日新聞(長野)

 タイ寺院の活動波紋 住民が陳情書(5/15 朝日新聞)

 記事によると、東御市新張にある在日タイ人の仏教寺院に対して、地元住民が退去を求める運動を起しているとか。住民による対策委員会の会長は、『騒音など実質的な迷惑行為はないとしながらも、「週末ごとに多数の信者が集まることへの違和感や、将来的に住環境が破壊されるきっかけになるのではという不安がある」と説明』している。
 住民は市議会に陳情し、市の介入を求めているものの、市側は「静観の構え」。「住民感情だけを理由に、宗教活動を規制するような決議はできない」とする市議のコメントも掲載されている。

 たぶん、実情を外から判断するのはとても難しい問題だと思う。
 なんせ、住民の感情がどこまで「感情的なものでしかない」のかは現地に行かなきゃわからないし、こういうトラブル関して行政や政治家が「事なかれ主義」でしかない場合もないとは言い切れない。対策委員会会長のコメントからは、住民にとって具体的な不利益あるわけではなさそうに思えるのは確かだけど。
 仮に「感情的でしかない」として、そもそも、海外の仏教だと見た目オウムっぽいとかってことなのか、単に外国人が出入りするのがイヤなのか。感情なら感情でもいいので、その内容を知りたいところ(さすがに、メディア向けのコメントでそんなことは言えないだろうが)。

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コメント

メモ代わりに・・・別院が東京にもあるようですね。

http://www.waiwaithailand.com/dhammakaya/

しろやぎさん、ありがとうございます。朝日の記事にもありましたが、もともと東京で認証された宗教法人らしいですね。

そう言えば、創価学会がワシントンに宗教施設を建てようとした時も、同様に住民が「他の教会が週に1度の礼拝であるのにくらべ、このセンターは毎日人を集め、交通渋滞や騒音の原因となる」って反対しているんですよね。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/071017/amr0710172011019-n1.htm
まぁ、「この建物は『礼拝の場』そのものでなく、平和運動、地域社会の住民活動、その他の教育や文化の活動に使われる」って理由もあるんだけど、ただ伝統宗教でも宗教活動とそれ以外の「住民活動」「教育や文化の活動」って、完全に線引きできるもんなんですかね?カルト独特のマインドコントロールや全体主義的傾向・詐欺的な言動はさて置いても、こういう事件を目にすると神社神道か日本的伝統仏教でない限り、一切の宗教施設を認めないって"極論"も導けそう。
#いっそのこと「国教」を制定してしまえば全てカタがつくかも知れないけど、それはそれで問題ありそうだし

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