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2005年6月 8日 (水)

聖神中央教会事件

元牧師らに2億3千万請求 八幡の性的暴行 被害少女ら提訴(6/7・京都新聞)

 少女5人と成人女性2人が、聖神中央教会の元主管牧師・永田(キム)被告と教会を相手に、慰謝料など総額約2億3000万円の損害賠償を求めてた訴訟を京都地裁に起したとのこと。請求額は1人あたり3300万円で、成人については献金や労働をさせられた損害賠償も含んでいると報道されている。
 記事によると、被害者の会代表は「牧師は教会から任命されており、職務中に犯罪を起こせば教会にも責任がある」と主張している。
 法的にはどうだかわからないけれど、教会の代表者が宗教の論理を使って教会内で性虐待をして、それで何年にもわたって大量の被害者を出しつづけていたのだから、ふつうに考えてキム以外がその事実を全く知らなかったということもありえない気がする。常識的に考えて、教会の責任が問われるのも当然。
 「理解に苦しむ浅見定雄コメント」でも紹介したけれど、この犯罪をキムと熊谷の逸脱行為と矮小化する意見もある。だけど今回の訴訟は、献金や労働に関する損害賠償も含んでいるとされていて、このふたつはレイプに比べて必ずしも「密室性」はないというか、教会という組織との関連が強そうな気もする。
 果たして、拙速に「組織ではなく個人の問題」にしたがった人々の見解がどれだけ正しいのか、裁判の行方に注目したいところ。

 ちなみに、ぼくは、事件発覚後少ししてから、いちどだけ聖神中央教会の礼拝に参加している。韓国人の牧師が韓国語で説教をし、やはり韓国人っぽい男がたどたどしい日本語で通訳をしていた。その場にいた人によると、牧師は「リー」という人だったらしい。
「(キムの件には)タッチするな。全ては神が裁く」
 などという発言もあった。ふざけんな。これほどの事件、神云々以前に法と良識で裁け。
 当時、こいつらは教会での内部調査もせず、しかも後の記者会見で代表者が「キムの無実を信じる」みたいな発言までしていた。こういう端々から、この集団がキムがいなくなった後もなお異常な集団であることがわかる。
 ある元信者は、ぼくに、こう言った。
「キムがいなくなっただけでは教会は変わらない。キム以外にも、暴力牧師がまだ残っている。教会を潰さない限り、暴力の被害は出つづける」
 被害者の会も、「ほかにも逮捕して欲しい人がいる」みたいなことを会見で言っていた記憶がある。

 一方、刑事事件の方では、キムが少女2人に対する7件の女性暴行と準女性暴行の容疑で追起訴されたとのこと。

少女暴行で元牧師追起訴(6/7・京都新聞)

 別媒体の関連記事によると、京都地検はさらに追起訴して、6月中旬には捜査を終える方針だとか。

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