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2006年4月

2006年4月20日 (木)

神慈秀明会・会主一族が16億円所得隠し

 世界救世教の分派であり、ターミナル駅前などでの「手かざし」で有名な神慈秀明会で、会主一族の意図的な隠蔽による所得隠しがバレちゃったという報道がありました。「あなたの健康と幸せをいのらせてください」と通行人を呼び止める、あの教団です(最近、あんまり見ない気がするけど)。

Sankei Web
滋賀の宗教法人が16億円所得隠し 大阪国税局指摘

 平成15年11月に死去した宗教法人「神慈秀明会」(滋賀県甲賀市)の故小山美秀子会主の遺産を巡り、同会と長女の小山弘子会長(65)ら親族が大阪国税局の税務調査を受け、相続税など計約16億円の所得隠しを指摘されていたことが19日、分かった。同国税局は重加算税など約10億円を追徴し、小山会長らは修正申告に応じている。
 関係者によると、遺産は小山会主の死去後、長女の小山会長ら親族6人が相続し、約31億1200万円を申告した。

 ところが大阪国税局が調査したところ、会主の所有していた古美術品のうち、同会関連の財団法人「秀明文化財団」が運営する「MIHO MUSEUM」(ミホミュージアム、同県甲賀市)に所蔵されていた約700点(約10億円相当)が同会に寄贈したように処理されていた。

 財産の寄贈先が宗教法人の場合、非課税となるが、古美術品については非課税措置を受けるために必要な書類が国税当局に提出されておらず、同国税局は寄贈は仮装だったと判断した。

 また会主が生前贈与したように装い、京都国立博物館(京都市東山区)に寄託していた茶道具や掛け軸など約40点(約4億5000万円相当)と、教団の施設に隠されていた約80点の古美術品(約1億円相当)の申告もされていなかった。

 これらの美術品の大半は小山会長の相続財産と認定された。

 このほか二男は同会発注の施設工事の際、請負業者から得た約1億円の謝礼金を自分が代表を務める赤字会社が受け取ったことにして個人の所得申告から除外していた。

 さらに兵庫県の同会名義の不動産を小山会長らが使用していたことについて、国税局は「家賃が低すぎる」として会長らへの給与と認定し、源泉所得税の徴収漏れを指摘した。

(04/19 13:47)

 asahi.comにも記事があって、基礎情報は産経と同じ。ただし朝日の方は、こういう形で小山弘子会長の代理人と神慈秀明会の談話を掲載しています。

asahi.com
宗教法人「神慈秀明会」、会長ら16億円申告漏れ(抜粋)

 〈小山会長の代理人の話〉 会主は生前、自宅以外にある美術品について「会に寄付した」と言っており、遺産との認識はなかったが、国税当局の指摘を受けて修正申告した。

 〈神慈秀明会の話〉 寄付が認められず、故人の遺志が果たせなかったのは残念。源泉所得税は指導に従って納税した。

 これらの記事を読むと、単なる所得隠しだけではなく、故・小山美秀子(みほこ)会主の次男にあたる信徒代表・英二氏が神慈秀明会発注の工事をめぐって請負業者から個人としてリベートを受け取り、なおかつその所得もゴマカシていたことまでバレちゃったようです。これぞ宗教利権。
 英二氏は「自分が代表を務める赤字会社が受け取ったことにして個人の所得申告から除外していた」とのことです。で、調べてみると、記事にある「赤字会社」かどうかまではわかりませんが、小山英二氏が代表を務める豊和商事株式会社(兵庫県芦屋市)という会社のデータが東京商工リサーチにありました。
 取締役に橋本孝子、小山弘子という名前があります。営業種目は「出版,神具仏具その他祭祀用具の購入・販売」で、仕入先は「宗教法人神慈秀明会」となっています。
 
 神慈秀明会そのものについては、教団の公式サイトのほか、RIRC宗教教団情報データベースで概要が見られます。神慈秀明会批判のすごい情報量のサイトもあります(家族を新興宗教から守ろう)。

2006年4月10日 (月)

花月荘に泊まってみた

 ちょっと前に、「学位」を販売することで有名な イオンド大学 の施設である 城ヶ島クラブに泊まってみた わけですが、こんどは、イオンド大学の経営者でなおかつ 平和神軍 総督の黒須英治氏が会長を務めるラーメンチェーン花月(グロービートジャパン株式会社)の研修施設、キャンピングペンション花月荘 に泊まってみました。楽天トラベル にも登録されている宿です。
 ややこしいんで背景の説明は省きます。下記サイトなどを参考にしてください。

平和神軍観察会・逝き逝きて平和神軍

 花月荘の宿泊レポートを読む上でとりあえず押さえておいてほしいのは1点だけです。
 上記サイトの運営者・次瀬徹氏は、サイトの記述が名誉毀損にあたるとしてグロービート社から民事・刑事で訴えられています。その裁判の中でグロービート社は、黒須英治氏やイオンド大学、平和神軍などとの関係を否定してきました。
 それが果たして本当なのかというのが、このレポートのお題です。
 もともとこれまでの裁判で、関係があるという証拠はいろいろ挙がっていて、次瀬氏に77万円の支払いを命じる内容で確定した民事の高裁判決も、「一定の関係があると評価することは誤りではない」と認定しています(刑事裁判は現在、東京地裁で進行中です)。
 関係があることは周知の事実。なので、「で、いま現在はどんな感じ?」という辺りを、花月荘に宿泊して確認してきました。

Jougashima_2

Kagetsu

 花月荘はグロービート所有の施設ですが、一般客も泊まることができます。宿泊予約を受け付ける「花月荘Web係」の電話番号は、イオンド大学関連施設である城ヶ島クラブの「東京予約センター」と同じ番号です。
 花月荘に予約の電話を入れると「素泊まり2800円で朝食が付きます」と言われました。城ヶ島クラブに予約したときも「素泊まり5000円朝食付き」。ぼくの住む国では、朝食が付くらなら「素泊まり」とは言わないんですが、あえてツッコミは入れずに予約完了。城ヶ島クラブでは宿泊する際に会員登録(無料)が必要でしたが、花月荘は不要でした。 

Gaikan

 花月荘は、伊東市の南側、八幡野という別荘地のようなところにあります。HPに載っていた地図を見ても、たどり着けません。地元の人に地図を見せてもわかりません。なんとなく走りつづけ、最後の最後で地元の人のアドバイスでたどり着くことができました。Shingun
 上が花月荘の玄関の写真です。なんか別の団体の写真で見覚えがある門でした。その写真も下に並べておきます。「平和神軍 士官学校」と書いてありますね。

 

KeijibanShimaikan   階段を上り玄関に入ると、フロントの脇に掲示板がありました。そこには城ヶ島クラブのパンフが貼ってあります。別の貼り紙には、城ヶ島クラブは花月荘の「姉妹館」だと書いてあります。

Nichiren  フロントで案内された通りに館内の階段を2階へ。ところが間違えて、違う部屋に迷い込んでしまいました。金庫やオーディオ、でかいテレビなんかもあって、あからさまにほかの部屋より豪勢です。棚には『日蓮大聖人御書全集』などの書籍が置いてあります。創価学会の本のようです。グロービート社の裁判で聞いた会長・黒須英治氏の説法テープで、同氏が日蓮を褒めちぎり、最後に「南無妙法蓮華経」と唱えていたのを思い出しました。

Heya  ようやく自分の部屋に到着。ぼくは1人で泊まったんですが、割り当てられたのは5人用の部屋。テレビもちっちゃいし日蓮さんの本も置いてないですが、部屋はやっぱでかいです。2人分の布団を敷いたらキツキツだった城ヶ島クラブの部屋とはえらい違いです。

FuroDatsui 風呂が沸いているというので、さっそく入りました。脱衣所には脱いだ服を置く棚すらなく、旅館のそれとは思えない粗末さでしたが、浴室は暖かくて湯船もゆったり。風呂場なのに寒くて死にそうだった城ヶ島クラブとは雲泥の差です。
 湯船の蛇口からも熱々のお湯が出てきます。お湯に浸かっても寒かった城ヶ島クラブに比べると、まるで極楽浄土です。

Sheets  部屋に戻って、とりあえず布団を敷きました。ちゃんと未使用のシーツが用意されています。最初っから使用済みシーツが布団に張りぱなしだった城ヶ島クラブの布団から考えれば、もはやVIP待遇です。
 しかし、この宿のあまりの素晴らしさに興奮して寝付けません。1階に降りて、管理人とちょっとお喋りしてみました。管理人の話をざっとまとめると、こんな感じです。

 花月荘には「姉妹館」として、イオンド大学の施設である城ヶ島クラブの案内が掲載されているわけですが、イオンド大学が「うちの会社(花月)がやっている事業だから」だそうです。花月荘も、ごくたまにイオンド大学の合宿に使われることもあるとか。
 グロービートとイオンド大学は別会社です。「うち」というのが本当に花月のことなのか、管理人氏の言い間違いなのではないのか不安に思い、「ラーメン屋さんが大学を経営してるって面白いですね」と聞いてみました。すると、「ええ、そうなんですよ」との答え。言い間違いだったわけではなく、花月荘の管理人は両社を区別していないということだったようです。花月の会長で、イオンド大学を経営している人物は、言うまでもなくこれは黒須英治氏のことです。
 会長はいろんなことに興味がある人らしく、たった1日間だけで受講料金が20万円もする催眠術学校も3年ほど前まで開いていたんだそうです(再受講は無料・無制限)。

Shokudo  翌朝の朝食は、ご飯、納豆、味付き海苔、インスタントの味噌汁でした。1階の食堂で食べました。たいしたメニューではないですが、これが付いて1泊2800円という料金はやはり嬉しいです。ご飯はおかわり自由です。
 1泊5000円だった城ヶ島クラブの朝食は、花月荘と同じメニューにアジの開きと卵焼きが付いていました。花月荘との差額は2200円ですから、ぼくは城ヶ島クラブで合計2200円もする超高級なアジの開きと卵焼きを食べたことになります。そうと知っていれば、もっと味わって食べたのに。
Wash  花月荘では朝食の後片付けと食器洗いはセルフ。厨房に入って自分で洗います。もしかしたら城ヶ島クラブは、2200円で皿洗いをしてくれていたのだと考えることもできなくはありません。

 

【結論】

 帰宅後に確認して驚いたのですが、花月荘の管理人として雇われていると語っていた従業員は、2002年頃の平和神軍のサイトの「幹部日常の素顔」というコーナーに顔写真まで掲載されていた人でした。花月荘にはパンフレットの類がありません。管理人が会長に頼んでも作ってくれず、にもかかわらず城ヶ島クラブのパンフが作られ花月荘に置かれています。花月のラーメンを宣伝するものも花月荘には一切ありません。会長が、そういう宣伝をベタベタ貼り出すのを好まないからだそうです。
 グロービート社が、花月荘においていまもなお平和神軍総督・イオンド大学・黒須英治氏の全てと関係を持ちつづけていることが、よくわかりました。単に関係があるというレベルではなく、むしろ黒須英治氏の意向を優先的に反映しているようにさえ見えます。

 ただし、花月荘そのものに何か問題があるわけではありません。カルト問題を扱う人間として、こうした背景をもった宿をオススメする気にはなれませんが、宿そのものは決して悪くはないと思います。建物はボロいし宿泊料金も破格の安さですが、きちんと掃除も行き届いていて、管理人氏の人柄もよく、サービスも丁寧でした。客の方が話を振らない限り、イオンド大学や催眠術の話をしてくることもなさそうです。
 宿としての最大の欠点は、HPに掲載されている地図ではたどり着けないことですね。

子どもの小遣い天引き・救世軍の児童養護施設を広島県が指導

asahi.com
児童施設が子供の小遣い「ピンハネ」 広島・呉
2006年04月08日

 キリスト教会「救世軍」(東京)の社会福祉法人「救世軍社会事業団」が運営する広島県呉市内の児童養護施設が、公費から子供に支給される小遣いの一部を毎月徴収し、教会への献金にあてていたことがわかった。少なくとも6年以上繰り返されていたとみられ、広島県は「好ましくない」として3月10日付で口頭指導した。

 同事業団が運営する児童養護施設は他にも全国に4カ所あり、厚生労働省はこの問題についての情報を、管轄する各自治体に提供する方針。

 呉市の施設は48年に認可された「救世軍愛光園」(及川寿子施設長)。経済上の理由や家庭内暴力などで親と暮らせない5~17歳の30人が入所。県と国が半額ずつ負担する措置費でまかなわれ、毎月の小遣いは年齢に応じ月1千~3500円となっていた。しかし、県が調査したところ、同園は子どもたちの銀行口座にいったん入金した小遣いをそれぞれに渡す際に、全員から1人400~500円を差し引いていた。

 子どもたちは献金をとられていることを何らかの形で説明されていた。このため県は「違法とまではいえないが、本来自由に使える小遣いが自動的に献金に回るのは適切といえない」として口頭指導。同園は3月分の献金を子どもたち全員に返還した。

 及川施設長は「感謝の心を学ばせる教育の一環で、00年の着任時からこのような運用だった。強制ではない」と話している。

 中国新聞の記事では、「同園では毎週日曜日に、関連の宗教法人の牧師が聖書などを教えている。少なくとも六年前から牧師への寄付として、入所する約三十人から一回当たり小学生以上で百円、就学前で五十円を、毎月の小遣いから差し引いていた」となっています。「全員から1人400~500円を差し引いていた」となっている朝日の記事と総合すると、要するに聖書を教えてくれたお礼という名目で、1月4~5回分の合計400~500円を天引きというのが“明細”になるんでしょうか。
 園は「強制ではない」と言ってますが、強制かどうかというより、国と県が子ども宛に出しているお金を宗教献金として、個々人の裁量ではなく一律に天引きしていたということが問題のような気もします。
 「ピンハネ」という見出しに惹かれて朝日の記事を引用しましたが、情報として参考になるのは中国新聞の記事の方です。「子どもの裁量で小遣いは使うべきで、天引きのような集め方は好ましくない」とする県こども家庭支援室の指導内容を紹介していました。

 ちなみに、Wikipedeia 「救世軍」の項によると、同教団の福祉事業団体はこのくらいあります。

■児童養護施設
 愛光園(呉)
 豊浜学寮(呉)
 希望館(大阪)
 機恵子寮(東京)
 世光寮(東京)

■保育所
 しせいかん保育園(札幌)
 菊水上町保育園(札幌)
 桑園保育所(札幌)
 呉保育所(呉)
 佐野保育園(栃木)

■女性保護施設
 婦人寮(東京)
 新生寮(東京)

■ホームレス宿泊施設
 自助館(東京)
 新光館(東京)

■アルコール依存症更生施設
 自省館(東京)

■特別養護老人ホーム
 恵泉ホーム(東京)

■ケアハウス
 ケアハウスいずみ、ホームヘルパーステーションいずみ(東京)

■老人保健施設
 ブース記念老人保健施設グレイス、在宅介護支援センター、訪問看護ステーション、訪問介護ステーション(東京)

2006年4月 6日 (木)

大分の死亡事件で自称治療師逮捕

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060406-00000060-mai-soci
<食事療法合宿>女性死亡で自称治療師を逮捕 大分

 大分県玖珠町の別荘で昨年4月、食事療法を名目に合宿していた神戸市東灘区の女性(当時27歳)が体調を崩して死亡した事件で、県警玖珠署は6日、福岡市南区曰佐(おさ)、自称治療師、村田啓二容疑者(55)を保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕した。
 調べでは、村田容疑者は昨年3月下旬から、玖珠町大隈の別荘で、ゴマや玄米を食べる食事療法の合宿を開催。アトピー性皮膚炎に悩んでいた女性を治療していた。ところが、女性は食事や水分を十分に摂らず、3月末から体調を崩し、自力歩行や水分補給も出来ない状態となったのに、医療機関を受診させるなどの措置をとらず放置し4月7日、急性肺炎で死亡させた疑い。女性は入所時の身長が約159センチ、体重約50キロだったが、死亡時は約40キロと約2週間で約10キロも激減していた。
 村田容疑者は97年ごろから、がんやアトピーなどの治療を目的とした食事療法の指導を始めていた。女性が死亡した後も食事療法の指導を続けており、毎日新聞の取材に「私に責任はない」と話していた。【大島祥平】
(毎日新聞) - 4月6日14時42分更新
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 大分合同新聞のサイトで、女性が死亡した当時の記事を読めます。

トム・クルーズとサウスパーク

ゲイジャパンニュース
トム・クルーズが「サウスパーク」の再放送を阻止? 2006/04/05 14:22

 「サウスパーク」は、下ネタと罵詈雑言の極致といった感じの、素敵なアメリカのTVアニメです。これ、どこまで本当か知りませんが、サイエントロジーと同性愛をネタにしたことで関係者がトム・クルーズから脅され、再放送を中止したというニュースがありました。
 それ、ぜひ再放送してほしい。というか、日本の地上波で放送してほしい。

 とりあえず、この辺で過去の作品をちょっと見られます。英語ですけど。
http://www.comedycentral.com/shows/south_park/videos/season_9/index.jhtml

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