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2006年5月

2006年5月31日 (水)

改正消費者契約法

 YOMIURI ONLINE
 悪質商法に「団体訴訟制度」…改正消費者契約法が成立

 悪質商法の被害者に代わり、消費者団体が業者に不当行為の差し止めを請求できる「消費者団体訴訟制度」(団体訴権)の新設を盛り込んだ改正消費者契約法が31日午前、参院本会議で全会一致で可決、成立した。来年6月にも施行される。

 同法は、被害者に代わり消費者団体が悪徳業者を訴え、不当な勧誘などができないようにして消費者全体の利益を守ることが目的。「確実に値上がりする」とうたった元本保証のない金融商品の販売など、消費者契約法で規定した不当な契約条項や勧誘を対象に、消費者団体が訴訟を起こして契約条項そのものを法的に差し止めることができる。

 訴訟を提起できる消費者団体は「不特定多数の消費者の利益の擁護を図る活動を目的とし、その活動を相当期間にわたり継続して行っている」ことなどを要件に首相が認定する。

 これまでも、被害者個人は、契約取り消しの訴訟を起こすことはできたが、裁判費用などを考えると訴訟を起こさず泣き寝入りする例が多かった。

(2006年5月31日12時19分  読売新聞)

 消費者団体などが不当な契約条項の差し止めを求める訴訟を起こせる団体訴訟制度は、自己啓発セミナーの問題なんかでも使えるんだろうか。専門家による評価や実用面での可能性に注目したいですね。

自己啓発セミナーの多様化をめぐるあれこれ

 グループ・ダイナミックス学会で自己啓発セミナーのシンポで、「自己啓発セミナーの語られかた~集団内の自律と他律をめぐって」という論文をちょっと批判しました。その批判ポイントを具体的に書いておきます。
 気になったのは、論文のこの辺です。

旧来のスタンダードなセミナーは大方姿を消し、目立つのはセミナーの目的を「成長」という抽象的な言葉ではなく、より実利的なものに絞ったものである。たとえばそれは、「企業の活性化」であり、就職を控えた学生に対象を絞り込んだ「就職セミナー」などによる「自己分析」である[小池 2003:25]。イベント実施やCD作成といったものもある[小久保2003a:8]。

 「就職を控えた学生に対象を絞り込んだ「就職セミナー」などによる「自己分析」である[小池 2003:25]」は、メディオスの実態から考えれば間違いです。就職を控えた学生が主対象なら、未成年の大学生がサラ金送りにされまくるわけがありません。また、メディオスは「就職セミナー」という謳い文句からして目的な具体的であるかのように見えますが、就職活動のためのスキルアップをセミナー・プログラムに盛り込んでいたわけでもなく、中身は「抽象的」な従来の自己啓発セミナーと同じです。
 「イベント実施やCD作成といったものもある[小久保2003a:8]」とありますが、それもメディオスのことでしょう。いまはやっていないようですが、メディオスのイベントやCD制作は、それぞれ新規受講生勧誘の手段であったり、卒業生向けのより高額なオプションコースでした。メインである自己啓発セミナーのプログラムには影響を与えていません。
 「語られ方」を考察するという論文の趣旨からすれば、実際のセミナー内容が具体的な結果につながるものであるかどうかではなく、目標として掲げるものが具体的であるかどうかが議論のポイントなのだと思います。しかし、メディオスの掲げる目標は単なる勧誘文句(しかもウソ)でしかないんですよね。
 以前はぼくも「目的が具体化」という捉え方はしていました。この論文の先行研究をしていた小池靖氏とも、かつてそんな会話を交わしていた記憶があります。それを考えると、気分的にはあんまり声高に「間違ってる!」とか言いにくいかも。触れている情報が古いか新しいかという差でしかないですね。ライターにとってはそれは重大なことですが、学者の時間感覚はライターとは違うっぽいし。

 メディオスに比べれば、日本創造教育研究所は、まだ「具体的」と言えるのかもしれません。いちおう具体的なスキルアップを謳って自己啓発セミナー以外の研修もやっているからです。
 でもその日創研でさえ、経営者を抱え込むための導入部であり会社の主要事業となっているのは、従来型の自己啓発セミナーのプログラム。たとえば「企業の活性化のためには、Win Win の精神が必要です」とか言って赤黒ゲームをやったって、「あなたが部下にどう見られているか考えてみてください」とか言いながらネガティブフィードバックで罵倒したって、しょせんは抽象的な精神論です。田舞代表が発行しているメルマガみたいのを読んでも、松下幸之助とかの言葉を引用した精神論で「頑張りましょう(ていうか日創研の研修受けましょう)」とか言ってるだけだったりします。
 顧客獲得のための「謳い文句」を議論の前提としてどこまで汲み取っていいものか、微妙なところですね。

 この論文に情報としての社会的価値があるとしたら、業界の多様化を改めて記述している点でしょうか。コーチングやNLPにシフトしたセミナー会社は多いので、「ビジネス・ツール」というパッケージがトレンドになって業態が多様化していることは間違いありません。
 現存するセミナーで、従来型の自己啓発セミナーをやめたという話を聞かないのは、いまさっと思いつくところではメディオス(シフトプレイス)、日創研、ASK、ETL、ウィキャン、オールウェイズ、春日言語塾、アチーブメント、ランドマーク・エデュケーションくらい。ここ10年で、従来型のセミナーどころか会社そのものがなくなっちゃったケースも多いとはいえ、かなり少数派になりつつあります。
 上記の論文は、個別の団体に関する情報が多少アバウトでありながらも、こうした業界の全体像は的確に捉えていたと思います。

 この論文でも触れられていますが、セミナー団体の業態だけではなく、「自己啓発セミナー」という言葉の捉え方もまた多様化しています。いまや「自己啓発セミナーといえばライフ・ダイナミックス」という時代でもないし、かつてのそういう時代のことなんか知らない人々が「自己啓発セミナー」という言葉を使います。それがもはやネガティブな響きだと思わない人もいるようで、自ら「自己啓発セミナー」と称してビジネスセミナーらしきものを開催しているケースもあるようです。書籍の世界では「自己啓発本」が売れまくってるみたいだし。
 ぼくが運営する「自己啓発セミナー対策ガイド」では、「ライフスプリングとestの系譜」という意味での自己啓発セミナーには含まれない、さまざまなビジネスセミナーや能力開発のイベント、セラピーなどについて相談や情報提供が寄せられます。程度の差こそあれ、相談者がそれらをある程度「自己啓発セミナー」という枠で捉えているからこそ、「自己啓発セミナー対策ガイド」というタイトルのサイトを見つけ出して相談を寄せるんでしょう。
 学問上の意義とは全く別の話になっちゃいますが、「自己啓発セミナー」を従来以上に広く捉えていかないと、社会問題としての自己啓発セミナーについて充分に語れなくなってきているなあと、最近ことあるごとに感じます。

グループ・ダイナミックス学会で自己啓発セミナーのシンポ

 グループ・ダイナミックス学会で自己啓発セミナーに関するシンポジウムが開かれるというので、行ってきました。
 反カルト運動に関わる研究者や「正統派」の心理学研究者・実践者などが発表者・討論者として登場しましたが、自己啓発セミナーについてレポートした小久保温氏は物理学が専門で、心理学等の研究者ではありません。討論者の西田公昭氏は、自己啓発セミナーも含めた「カルト」の心理操作テクニックを「マインドコントロール」であると主張する社会心理学者ですが、自己啓発セミナーのことを直接知っているわけではありません(今回のシンポでご自身が認めていた)。
 要するに、自己啓発セミナーを研究している心理学者は皆無らしいんですが、今回のシンポジウムでは、研究どころか自己啓発セミナーに関する基本的な情報や議論すら心理学者の間では交わされていなかったらしいことがわかりました。そんな中で自己啓発セミナーをテーマにしたシンポジウムが開かれたのは、かなり実験的というか挑戦的というか、とても貴重な企画だったのではないかと思います。

 自己啓発セミナーに関する発表内容は、小久保氏「自己啓発セミナーに関する情報」を見ればだいたいわかるので割愛します。
 心理学者サイドからの感想や議論を聞いていると、みなさん自己啓発セミナーを心理学業界の「異端」と捉え「正統派」とは「似て非なるもの」とするスタンスながら、自己啓発セミナーを「正統派」と区別する明確な基準をもっていない(ぶっちゃけ、中身を見てみないとわからない)という点で一致していたように思います。セミナー会社や関連団体、自己啓発セミナーの影響を強く受けたセラピストのチラシやHPの記述を見ただけでは、専門家でも「正統派」との区別はつかないようです。
 しかし非構成式Tグループを開催している南山大学の中村和彦氏は、自己啓発セミナーと「正統派」Tグループの違いをこう指摘していました。
「Tグループでは、最終的に何らかの事後ケア、フォローを要することはあっても、結論を出すために参加者を操作することはしていない。グループが(議論等々を)未消化のまま終わることも多々ある」
 自己啓発セミナーは、人数や参加者の傾向と無関係に常に同じ結末に導き勧誘活動に向かわせます。勧誘活動以前の第1・2段階でも、初日から最終日までのストーリーも個々の実習項目も最初から決まっていて、参加者に求められる「望ましい結末」も常に同じです。

 正統・異端の境界線あたりに話が及ぶと区別は非常にややこしいんですが、典型的な自己啓発セミナーに関しては比較的語りやすいのではないかと思いました。自己啓発セミナーに詳しくない心理学者ばかりのシンポジウムだったのに、具体的情報に触れた瞬間に違いを指摘できたわけなので。
 同時にシンポジウムでは、自己啓発セミナーと自分たちのセラピーが外見的には区別しにくいことを懸念する声もありました。でも、中身をちゃんと検証すれば区別が不可能というほどではないんだから、ぜひとも心理学者に自己啓発セミナーを研究してもらいたいもんだと思いました。両者を区別できる情報があるなら、「正統派」業界の利益にもなるし、セラピーのユーザーがセラピーを選択する上でも参考になります。
 正統とか異端とかって考え方(というか表現)は権威主義っぽいので、ぼくは大嫌いです。でも、具体的根拠をもって正統・異端を語れるのであれば、世の中のメリットとしては歓迎すべきことなのかもしれません。宗教上の正統・異端論と違い、具体的根拠を挙げた上での手法・倫理に関する正統・異端論なら、非科学的な神学論争になる危険性も低いでしょう。

 自己啓発セミナーに関する研究はこれまで、宗教社会学の分野で行われるケースがほとんどでした。奇しくも最近、「自己啓発セミナーの語られかた~集団内の自律と他律をめぐって」という修士論文がネット上で公開されています。これも社会学系の論文っぽいです。
 「自己啓発セミナーの語られ方」の分析はとても面白いし、自己啓発セミナー業界が多様化し輪郭がぼんやりしてきているという見方も的を得ています。一方で、セミナー団体やその団体のカリキュラムに関する情報は、ちょっと危うい内容です。団体情報をダイジェストにしちゃった宗教社会学等の論文を引用しながら、個別の団体についてさらにダイジェストで語っているので、引用元の論文以上に情報がアバウトな部分があります。
 団体情報がアバウトなら、学者村の作法にのっとった議論としては成り立っても、情報の社会的価値はいまいちです。

 仮に心理学者が「正統と異端はこう違うんだ!」みたいな論文を書ことうしたら、自己啓発セミナーの具体的カリキュラムを検証しないわけにはいかないから、その部分の情報がアバウトになることは考えにくい。やっぱり、社会的なメリットを期待できるのは社会学より心理学なのかな、という気がしてきます。西田公昭氏の著書『マインド・コントロールとは何か』は少数のサンプルを元に不用意に広範囲に一般化してしまった点が難点ですが、その轍さえ踏まなければ大丈夫なのではないかと思います。
 でもまあ、そもそも心理学者が自己啓発セミナーを研究してくれるのかどうか、ってのが大きな問題のようです。「原則リベラリズム(櫻井義秀氏『「カルト」を問い直す』参照)」という“大人の事情”で、自己啓発セミナーみたいなものを研究テーマにしにくい構造が心理学研究者の間にはあるとか。それでも、グループ・ダイナミックス学会のシンポジウムを後にする際、関係者に「ぜひ、社会心理学者に自己啓発セミナーを研究してほしい」と言って帰ってきました。
 実は、上記の論文を読んだのは帰宅後なんですけどね。

2006年5月 8日 (月)

ロバート・ホワイト氏基調講演会

White01_1   5月6日、浅草ビューホテルで行われた、ASKグローバルコミュニケーション株式会社主催「ロバート・ホワイト氏基調講演会」に行ってきました。ASKは、ARCインターナショナル社の元トレーナーである松田友一氏が2002年に設立したばかりのセミナー会社です。

 講演会資料にあった、ホワイト氏のプロフィールの抜粋です。

 自己成長のセミナーの草分けであるマインドダイナミックスの社長を務め、ライフ・スプリング社の創設者であり社長。
 ARCインターナショナルの創設者で、1978-2001まで会長を努め、アジア、南米、ヨーロッパ、北米で企業や個人のクライアントと緊密に関わる。

Arc ARCインターナショナルは旧社名をライフ・ダイナミックスといい、日本で初めて設立された自己啓発セミナー会社です。80年代には、このARCを模倣したセミナーが乱立し、一説によるとピーク時にはその数100社とも200社とも言われています。本当にそんなにたくさんあったかは疑問ですが(何せ、実際に数えたという人はいないので)、現在でも30社くらいが生き残っています。「200社」とはいかないまでも、ピーク時にはかなりの数のセミナー会社があったことは間違いありません。
 ARCの日本法人は2000年に解散し、アメリカに本部を置いていたARCグループもほぼ近い時期に全て閉鎖されました。もともとホワイト氏が設立した「ワンワールド・ワンピープル協会」というボランティア団体は、NPOとして現存しています。
 講演会資料にはありませんでしたが、ホワイト氏はホリディ・マジックという化粧品マルチ商法の会社でディストリビューター教育のための研修を請け負っており、ARC設立以前から香港や日本での研修も担当していました。ARC設立時のスタッフや受講生には、このホリディ・マジック人脈が反映されていた面もあると言われています。
 このように、自己啓発セミナーをめぐるさまざまな歴史に立ち会ってきた生き証人がロバート・ホワイト氏です。

 今回のイベントの内容は、講演会というよりASKのゲスト・イベントに近いものでした。ASKのサイトにも、ホワイト氏がトレーナーを務めた4月30日~5月2日のASKの Extraordinary Leadership コースの受講生の声として、こんな内容のものが掲載されていました。

5/6基調講演会にひとりでも多くの人をエンロールしていきましょうp(^-^)q
そしてひとりでも多くの人をベーシックにエンロールしていきましょうね♪

 とは言え、配布資料にセミナーの案内があり講演後に司会者から簡単にアナウンスされただけ。会場全体でセミナーを強く勧める場面はありませんでした。受講生に誘われてきた来場者が「紹介者」から個々にどういう勧誘を受けたかは、わかりません。

 講演では、ホワイト氏はただ喋るだけではなく、2つほど「ゲーム」を織り交ぜていました。ひとつは、

①自分が好きな映画
②その登場人物
③映画の中で起こっていた「問題(登場人物が直面していた困難とか)」

 をメモ用紙に書くというもの。さらに、

④主人公がなぜその問題を解決できたのか
⑤なぜ自分がその映画を選んだのか

 も書いて、会場の人と2人で組んでインタビューをしあいます。とくにダイアードの形態(こちらを参照)でインタビューしろと言われたわけでもなかったので、気楽なお喋り程度のノリでした。ほかの参加者のことを書くのは控えて、とりあえずぼく自身を例にします。

Taiyo①映画/「太陽を盗んだ男
②登場人物/刑事役の菅原文太(自作の原爆で警察を脅迫する沢田研二を追う役)
③問題/命がけで追っかけても沢田研二を捕まえられないこと
④解決できた理由/東京で原爆は炸裂するわ文太は死んじゃうわで、解決しなかった
⑤選んだ理由/途中、ヘリから飛び降りても沢田研二に撃たれても死なないでいた菅原文太が感動的だったから

 ネタじゃありません。素で書きました。どういうゲームか告げられずに①~⑤を書かされたので。このゲームに続いて出てきたのは、こんな講話でした。

「自分以外のものが作り出す現実というものはなく、誰もが自分の現実を自分で作り出している」
「自分が見た映画とは、すなわち自分が作った映画である。あなた自身の投影である」
「映画だけではなく、あなたが聴く音楽も、あなたの周囲の人々もビルも、全て皆さんが体験を通して印象を作り上げている」

 銃で撃たれても死ねずに、でも結局は目的を果たせず死んじゃうのがぼくの現実か・・・。ペアでの発表以外に全体発表をした人もいましたが、みんなはもっと建設的な映画を挙げていました。当たり前ですが、「事実」という意味での現実ではなく、その人の人間性・美学・人生観が垣間見えるというくらいの意味に受け取っておいた方がよさそう。

 ちょっと驚いたのは、2つめのゲーム。やはりペアになって「秘密の告白」です。さすがにこの内容は、他人のこともぼくのことも秘密です。
 ホワイト氏もゲーム前にまず「自分の秘密」をひとつ語っていました。会場では、自分だけの秘密ではなく家族にまつわる秘密を語る人もいましたが、それも含めて、シャレじゃなく本当に秘密にといた方がいいように思える重たい話もありました。会場には全く悲愴感はありませんでしたが、ゲスト・イベントのレベルでこういうゲームをやったのが、部外者であるぼくには少し意外でした。
 このゲームは、こんな話につながります。

「他人事だからといって、そっけなくする人はいなかった。(怖くて他人に話せないという)予想に反することが起きたのではないか」
「私の恐れは、私だけの気持ちの投影でしかない」

 その他にもいろいろな話がありました。一緒に講演会に行った mamma さんのブログ「Seminar will never die」の「ゴッドファーザーに会ってきた」に詳しく書かれています。

 ぼくがこの講演会に行きたかった理由のひとつは、30年以上にわたる日米セミナー史の生き証人であるホワイト氏の話を聞きたかったということ。
 ホワイト氏とぼくは過去にARC日本社経由のFAXで1往復だけのやりとり(ロバート・ホワイト氏書簡)があったものの、彼のメールアドレスが死んでてその後連絡がとれず、ARCも解散してしまっていました。当時のFAXで彼からぼくに投げかけられていた問いにも返答できなくなっていたので、改めてコンタクトを取りたかったというのが、もうひとつの理由です。
 講演会後にはホワイト氏と名刺交換して、それほど長時間ではないものの業界史に関わる部分等も話せたので、ぼくの目的は充分すぎるくらい達成できました。

 会場でホワイト氏から聞いた話の内容は、おおまかには以下のとおりです。現段階ではまだ書くのを控えた話もあるので、文脈がわかりづらいですがご容赦。

White03①ASKとARCのセミナーの違いは、見てないのでわからない。聞いた限りでは、ARCは「気づく」ところまでを扱っていたのに対して、ASKは実生活に成果を出す実践的なセミナーだ。
②ARCグループは2000年に全て閉鎖した。ASK社長のように、ARC時代に関わっていた人が引き継いでセミナーを開催しているケースはあるが、自分は一切タッチしていない。
③1998年に、それまでARC代表だった菅原恭二氏を解任した理由は、彼が優秀なトレーナーだったがビジネスには向かなかったから(いまは書くのは控えますが、もうひとつ別の理由もあったとのこと)。
④自分は、セミナーによって特定の信仰を勧めることを望ましいとは思わない。ただし、口先だけで信仰を語る人に対して、その人の心と信仰をつなげたいとは思う。信仰をもたない人については、信仰をもった方がいいと思う。自分はプロテスタントだが、礼拝には通っていない。キリスト教は偉大だが、その教えは曲げられてしまい、支配や権力や罪を生み出している。
⑤来月、アメリカで自己変革トレーニングの会社を新たに設立する予定で、社名は「Extraordinary Resources」。そのセミナーは、ASKのようにARCのセミナーを発展させたものになる。ARCを解散してから6年間、いろいろ考えながら他団体のセミナーなどを受けてみた。印象に残ったものはたくさんあったが、その多くは1都市だけで開催されている小規模なセミナーだった。こうしたものを、より多くの人に提供したい。
⑥もう歳なので、自分で直接運営する会社を日本に設立するつもりはないが、ライセンスを供与してフランチャイズを日本で活動させたいと思っている。地元に通じた人物にライセンスを出し、地域密着型のセミナーにしたい。また、セミナー開催だけではなくDVDやオンラインでのコンテンツ提供をしたり、iPodで聴けるものも販売したい。

 彼が語ってくれたARC解散の年代などが講演会資料と若干違っていることに後で気づきました。後で、メール等々で確認したいと思っています。
 また、自己啓発セミナー対策ガイドの「フリートーク掲示板」で、アレクサンダー・エベレット氏が昨年亡くなったという話も出ています。なおのこと、セミナーの歴史についてホワイト氏に教えてもらいたくなってきます。

Dvd ASKでは、昨年11月にもホワイト氏を招いて講演会を行っています。そのときの様子をおさめたDVD『LIVING an Extraordinary Life 驚異的な人生を送るとは』(3,500円)が会場で売られていたので、ホワイト氏の著書『LIVING AN Extraordinary Life』(3,000円)とあわせて買ってきました。

Chahan_1  講演の最中、ホワイト氏が会場の向かいにある中華料理店のチャーハンが美味いと絶賛していました。講演後、ぼくは同行者2人と一緒にその店でそのチャーハンを堪能。味は、素晴らしく普通でした(笑)。
 ホワイト氏は、確かARC時代に近所のラーメン屋が好きだったと著書で書いていた記憶があります。中華好きなのでしょうか。

参考記事(自己啓発セミナー対策ガイド)
ロバート・ホワイト氏書簡
ARC社の主力が再集結、ロバート・ホワイトも来日
ARCインターナショナル(ライフ・ダイナミックス)
セミナー家系図

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