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2006年6月

2006年6月 7日 (水)

オルターカレッジ(オルタナティヴ株式会社)被害者3人が提訴

 オルターカレッジの被害者3人が、受講料金の返還などを求めて東京地裁に提訴しました。詳細を自己啓発セミナー対策ガイドの「オルターカレッジ被害者3人が提訴」にアップしておきました。

2006年6月 4日 (日)

オルターカレッジ(オルタナティヴ株式会社)のシステム

 オルターカレッジ最新情報 で最近の情報などをざっとまとめましたが、「従来どおり」と言われても、そもそもほとんどの人がオルターカレッジの講座等のシステムについては知らないと思います。そこで、今回ぼくがオルターカレッジの人からもらってきた書類や担当者の話を元に、講座のシステム等を改めてまとめてみます。

■コース構成
エキスパートコース/全寮制・3年間・180万円+入会金3万円
ドリルコース/夜間の授業に通い・3年間・180万円+入会金3万円

 いずれのコースでも、まず「30 day's BT training Life」というプログラムに参加することから始まります。「30 day's」は、松戸にある時安(ジアン)研修所という施設での30日間の合宿で、「HITOTSU学」の基礎を集中的に学ぶんだそうです。
 ドリルコースの途中からエキスパートコースに乗り換えるなどする場合は、新たに35万円を支払って「30 day's」を受講しなければいけません。HITOTSU学を広める代理店になるには、オルターカレッジを卒業する必要はありませんが、4日間の「アドバンスセミナー(20万円)」を受講しなければなりません。

■「アテンダー資格」について
 世界コミュニケーター協会(WCA)認定の資格は、カウンセリング、コーチング、コンサルティング、コミュニケーションの4分野に関する総合資格だそうで、以下の4種類があります(パンフレットの原文どおり)。

アシスター/30 day's BT training Life を受講して、WCAが認定するプログラマ(ママ)を取得した人
アテンダー/アシスター活動を3ヶ月以上行い、WCAが認定する Presentation Test に合格した人
プロアテンダー/アテンダー活動を通して、WCAが認定する Break Through Test に合格した人
マスター/プロアテンダー活動を通して、WCAが認定する Creative Attender Test に合格した人

■カリキュラム
 詳細は割愛しますが、パンフレットには、「インターナルセッション」「WHT」「RMC」「ディスカッション」「SSM」「UP」「3S」「PCT」名称のセッションが紹介されています。

 料金以外は、かつてオルターカレッジのサイト(http://www.thetotalofonegallery.com、すでに閉鎖)に掲載されていた内容と同じです。

2006年6月 3日 (土)

オルターカレッジ(オルタナティヴ株式会社)最新情報

 ぼくが運営する「自己啓発セミナー対策ガイド」で、2003年と2004年にそれぞれ「にわかに話題沸騰! オルターカレッジとPBLS」「オルターカレッジ説明会」という2つの記事を書きました。家族や友人がオルターカレッジという団体に入っていて連絡が取れなかったり様子が変わってしまって心配だ、という相談がいくつか寄せられて気になったからです。
 「オルターカレッジ」は、「コミュニケーションの学校」等々の謳い文句で受講生を集めている団体です。一時は「2ちゃんねる」でもあれこれ情報や批判が出ていましたが、最近は以前ほど話題になっていません。そこで先日、オルターカレッジに出向き、最近どうなっているのか聞いてきました。担当者の話をダイジェストでまとめます。
 ちなみに、担当者がこう言っていたという内容にすぎません。全てが事実とは限らないのでご注意を。

■カリキュラムと生徒募集
 オルターカレッジは2004年ごろと基本的に同じカリキュラムで継続しており、生徒も募集している。昼間働いている人が夜のみ通う学ぶドリルコースと、完全寮生活で学ぶエキスパートコースがあり、どちらも学ぶ内容は同じ。料金はともに3年間で180万円で入会金が別途3万円(値上げしとる・・・)。入学後、どちらのコースでもまずは「30 day's BT training Life」という合宿セミナーに参加することになる。

■アテンダー資格
 パンフレットなどで、世界コミュニケーター協会がオルターカレッジ受講生相手に発行している資格として紹介されているアテンダー資格も従来どおり。アテンダーの資格を取るとオルターカレッジから「資格料」なるお金が支払われる。アテンダーは、オルタナティヴ株式会社が独自に設けた資格であって、外部で何かの影響力を持つものではない。

■寮生活
 寮では、午前中がワーク。午後は、人によって違うが自由勉強の時間も入ってくる。
 バイトは禁止。住居費・食費は免除。携帯電話代は1万円まで支給。「寮」からオルターカレッジ関連のイベント会場等々までの交通費は実費支給。

■2ちゃんねるについて
 2年前の2ちゃんねるは、程度の低い誹謗中傷。最近の2ちゃんねるは、そういう低レベルではなく、受講しても合わなかった人が内容について批判している感じ。それは個人個人の捉え方の問題なので、かまわない。誹謗中傷も有名税みらいなもの。

■これまでの卒業生
 卒業生は300人以上いる。しかし、実際に起業した人はほとんどいない。

■今後の料金
 近いうちに、居住費や食費として毎月4万円くらいはとるようになる。スタッフとして残る人を200人にしたい。そのためには、あと70人くらい、学んだ人に新たなスタッフとして残ってほしい。この数を達成した時点で、居住費・食費の免除はなくなる。
 30day's は年4回開催しており、毎回20~30人が参加。うち6割程度がスタッフとして残るので、半年か1年先には「スタッフ200名」は達成される。

■国民生活金融公庫について
 オルターカレッジは国民生活金融公庫の認定を受けているので、最大200万円の教育ローンを受けることができる。
 ただし、仕事をしながら学ぶ人のためのローンなので、収入があることが前提。通いのドリルコースなら金融公庫を利用できるが、寮生活のエキスパートコースでは収入がなくなるので、親などにローンを組んでもらうしかない。
 そうは言っても、ドリルコースで受講し始めて金融公庫の融資を受け、後からエキスパートコースに乗り換えることもできる。返済さえ滞らなければ問題ない。ただし、乗り換える場合、もういちど30daysを受講しなければならない(別途35万円かかる)。

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【解説】
 オルターカレッジの担当者たちは、とても感じのいい人で、とても丁寧にいろいろ教えてくれました。2004年にぼくが行った説明会よりもわかりやすい内容でした(今回は説明会ではなく個別説明だったので、そのせいかも?)。

 オルターカレッジは、平和イベントなどを開催する「ピース・ビジネス・ライフ・スクール(PBLS)」というNPO法人をフロント組織とした勧誘活動や、繁華街の街頭や喫茶店でのキャッチも行っていました。当時、3年間の寮費込みで150万円という受講料金で、「入学」すると「世界コミュニケーター協会」という実態不明の団体が発行するカウンセラー資格のようなものを取得できるとか、起業支援をするなどとしていました。150万円という料金は、現在は180万円に値上がりしています。
 今回ぼくが聞いた説明では、起業支援とは融資等の支援ではなく「人脈面での支援」とのことで、卒業後に起業した人は「ほとんどいない」そうです。起業している人はたとえばどんな事業をしているのか、と尋ねても、「ほとんどいない」としか答えてもらえませんでした。実質的に「まったくない」ということなのかもしれません。
 世界コミュニケーター協会は、早稲田大学名誉教授(法学)の黒木三郎氏が主催する団体です。彼は、1995年の東京都知事選に日本共産党推薦で立候補したこともある人物で、オルターカレッジ学長・黒木摩利枝氏の父親と言われています。
 パンフレットでは、オルターカレッジで受講生が取得できる資格を「世界コミュニケーター協会認定」と記述し、さも外部機関が認定しているように見えます。しかし上記のようにオルターカレッジの担当者は、これはオルターカレッジ自身が設けた資格だと説明しています。世界コミュニケーター協会は、実質的にはオルターカレッジの外部組織ではないということでしょう。

 また、昨年頃から、オルターカレッジは関連の活動を拡張させています。
 実質的リーダーと言われる韓国人のノ・ジェス(盧在洙)氏は、オルターカレッジの教えを「HITOTSU学」と命名し、別途セミナーなどの開催を始めました。また、オルターカレッジの母体「オルタナティヴ株式会社」内にIMAコンサルティング事業部を設置。HITOTSU学を広めるための「代理店」を募集し、ちょっとマルチ商法っぽい戦略も打ち出しています。
 つい先日は、福岡市内で県・市の教育委員会の協賛を受け、「21世紀教育ルネッサンス」というイベント(講演会)を開催しました。さらに、7月には同様のイベントを東京都でも予定しており、都の協賛も申請中だそうです。
 関連会社として、「ピースプロダクション有限会社」なるものも設立されています。

【関連団体公式サイト】
オルタナティヴ株式会社
オルタナティヴ株式会社(IMAコンサルティング事業部)
オルタナティヴ株式会社(クリンピア事業部)
HITOTSU学
noh jesu.com
ピースプロダクション有限会社
HITOTSU文明創造準備委員会(仮称)
NPO法人ピース・ビジネス・ライフ・スクール(PBLS)
10.7 PEACE RENAISSANCE
JM Field
21世紀教育ルネッサンス
企業ルネッサンス
Safety Field
Japan Community Project
OCM Open Communicator Movement

※これで全部ではないと思うんですが、それにしても関連サイトの乱立ぶりはむちゃくちゃですね。ちなみに、2ちゃんねるの現行スレッドはこちら。→ オルターカレッジ3

 最近、オルターカレッジに勧誘された方や、すでに卒業した方など、情報をお持ちの方はぜひご一報いただければ幸いです。

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