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2006年6月 3日 (土)

オルターカレッジ(オルタナティヴ株式会社)最新情報

 ぼくが運営する「自己啓発セミナー対策ガイド」で、2003年と2004年にそれぞれ「にわかに話題沸騰! オルターカレッジとPBLS」「オルターカレッジ説明会」という2つの記事を書きました。家族や友人がオルターカレッジという団体に入っていて連絡が取れなかったり様子が変わってしまって心配だ、という相談がいくつか寄せられて気になったからです。
 「オルターカレッジ」は、「コミュニケーションの学校」等々の謳い文句で受講生を集めている団体です。一時は「2ちゃんねる」でもあれこれ情報や批判が出ていましたが、最近は以前ほど話題になっていません。そこで先日、オルターカレッジに出向き、最近どうなっているのか聞いてきました。担当者の話をダイジェストでまとめます。
 ちなみに、担当者がこう言っていたという内容にすぎません。全てが事実とは限らないのでご注意を。

■カリキュラムと生徒募集
 オルターカレッジは2004年ごろと基本的に同じカリキュラムで継続しており、生徒も募集している。昼間働いている人が夜のみ通う学ぶドリルコースと、完全寮生活で学ぶエキスパートコースがあり、どちらも学ぶ内容は同じ。料金はともに3年間で180万円で入会金が別途3万円(値上げしとる・・・)。入学後、どちらのコースでもまずは「30 day's BT training Life」という合宿セミナーに参加することになる。

■アテンダー資格
 パンフレットなどで、世界コミュニケーター協会がオルターカレッジ受講生相手に発行している資格として紹介されているアテンダー資格も従来どおり。アテンダーの資格を取るとオルターカレッジから「資格料」なるお金が支払われる。アテンダーは、オルタナティヴ株式会社が独自に設けた資格であって、外部で何かの影響力を持つものではない。

■寮生活
 寮では、午前中がワーク。午後は、人によって違うが自由勉強の時間も入ってくる。
 バイトは禁止。住居費・食費は免除。携帯電話代は1万円まで支給。「寮」からオルターカレッジ関連のイベント会場等々までの交通費は実費支給。

■2ちゃんねるについて
 2年前の2ちゃんねるは、程度の低い誹謗中傷。最近の2ちゃんねるは、そういう低レベルではなく、受講しても合わなかった人が内容について批判している感じ。それは個人個人の捉え方の問題なので、かまわない。誹謗中傷も有名税みらいなもの。

■これまでの卒業生
 卒業生は300人以上いる。しかし、実際に起業した人はほとんどいない。

■今後の料金
 近いうちに、居住費や食費として毎月4万円くらいはとるようになる。スタッフとして残る人を200人にしたい。そのためには、あと70人くらい、学んだ人に新たなスタッフとして残ってほしい。この数を達成した時点で、居住費・食費の免除はなくなる。
 30day's は年4回開催しており、毎回20~30人が参加。うち6割程度がスタッフとして残るので、半年か1年先には「スタッフ200名」は達成される。

■国民生活金融公庫について
 オルターカレッジは国民生活金融公庫の認定を受けているので、最大200万円の教育ローンを受けることができる。
 ただし、仕事をしながら学ぶ人のためのローンなので、収入があることが前提。通いのドリルコースなら金融公庫を利用できるが、寮生活のエキスパートコースでは収入がなくなるので、親などにローンを組んでもらうしかない。
 そうは言っても、ドリルコースで受講し始めて金融公庫の融資を受け、後からエキスパートコースに乗り換えることもできる。返済さえ滞らなければ問題ない。ただし、乗り換える場合、もういちど30daysを受講しなければならない(別途35万円かかる)。

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【解説】
 オルターカレッジの担当者たちは、とても感じのいい人で、とても丁寧にいろいろ教えてくれました。2004年にぼくが行った説明会よりもわかりやすい内容でした(今回は説明会ではなく個別説明だったので、そのせいかも?)。

 オルターカレッジは、平和イベントなどを開催する「ピース・ビジネス・ライフ・スクール(PBLS)」というNPO法人をフロント組織とした勧誘活動や、繁華街の街頭や喫茶店でのキャッチも行っていました。当時、3年間の寮費込みで150万円という受講料金で、「入学」すると「世界コミュニケーター協会」という実態不明の団体が発行するカウンセラー資格のようなものを取得できるとか、起業支援をするなどとしていました。150万円という料金は、現在は180万円に値上がりしています。
 今回ぼくが聞いた説明では、起業支援とは融資等の支援ではなく「人脈面での支援」とのことで、卒業後に起業した人は「ほとんどいない」そうです。起業している人はたとえばどんな事業をしているのか、と尋ねても、「ほとんどいない」としか答えてもらえませんでした。実質的に「まったくない」ということなのかもしれません。
 世界コミュニケーター協会は、早稲田大学名誉教授(法学)の黒木三郎氏が主催する団体です。彼は、1995年の東京都知事選に日本共産党推薦で立候補したこともある人物で、オルターカレッジ学長・黒木摩利枝氏の父親と言われています。
 パンフレットでは、オルターカレッジで受講生が取得できる資格を「世界コミュニケーター協会認定」と記述し、さも外部機関が認定しているように見えます。しかし上記のようにオルターカレッジの担当者は、これはオルターカレッジ自身が設けた資格だと説明しています。世界コミュニケーター協会は、実質的にはオルターカレッジの外部組織ではないということでしょう。

 また、昨年頃から、オルターカレッジは関連の活動を拡張させています。
 実質的リーダーと言われる韓国人のノ・ジェス(盧在洙)氏は、オルターカレッジの教えを「HITOTSU学」と命名し、別途セミナーなどの開催を始めました。また、オルターカレッジの母体「オルタナティヴ株式会社」内にIMAコンサルティング事業部を設置。HITOTSU学を広めるための「代理店」を募集し、ちょっとマルチ商法っぽい戦略も打ち出しています。
 つい先日は、福岡市内で県・市の教育委員会の協賛を受け、「21世紀教育ルネッサンス」というイベント(講演会)を開催しました。さらに、7月には同様のイベントを東京都でも予定しており、都の協賛も申請中だそうです。
 関連会社として、「ピースプロダクション有限会社」なるものも設立されています。

【関連団体公式サイト】
オルタナティヴ株式会社
オルタナティヴ株式会社(IMAコンサルティング事業部)
オルタナティヴ株式会社(クリンピア事業部)
HITOTSU学
noh jesu.com
ピースプロダクション有限会社
HITOTSU文明創造準備委員会(仮称)
NPO法人ピース・ビジネス・ライフ・スクール(PBLS)
10.7 PEACE RENAISSANCE
JM Field
21世紀教育ルネッサンス
企業ルネッサンス
Safety Field
Japan Community Project
OCM Open Communicator Movement

※これで全部ではないと思うんですが、それにしても関連サイトの乱立ぶりはむちゃくちゃですね。ちなみに、2ちゃんねるの現行スレッドはこちら。→ オルターカレッジ3

 最近、オルターカレッジに勧誘された方や、すでに卒業した方など、情報をお持ちの方はぜひご一報いただければ幸いです。

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010:オルターカレッジ(オルタナティヴ株式会社)」カテゴリの記事

コメント

今年に入ってから、ノ・ジェス氏の公演を聞いたり、実際にアドバンスセミナーも受講してみましたが全然、怪しくなかったし、むしろすごい内容だったです。

理論物理学のジャンルで世界的に認められるのは時間の問題と感じました。
悟りの科学化って以前聞いたことあったけど、嘘じゃないって思いました、そして何より物理的な理論を知識としてだけ理解してるだけでなく、人間力に応用できているスタッフはじめ、ノジェスさんたちがとても魅力的でした。
私は既存の宗教組織もいろいろ知っていますが、明確に違いを感じました。

このブログを拝見して
本当にすばらしいものまでもが個人的主観の勝手な解釈で誤解されるのがとても残念に思いました。

自分もノジェスさんは素晴らしい人だし、とても無邪気で欲が無い人だと思いました。

なんか日本人として恥ずかしく思います、クレームのつけ方が。

過去にちょっとだけ学んだ人は全然、HITOTSU学の意味や価値を理解できていないのではないでしょうか???

僕も公開講座やアドバンスセミナーで、
直接、ノ・ジェスさんからHITOTSU学を学んで大きな勇気をもらい、
人間として生きることの素晴らしさに気づき、本当に心から感動しました。
上の2人の方がコメントされているように、
僕も、ノ・ジェスさんが何か不純な動機や、私利私欲が目的で活動しているとは思えません。
人間的にも非常に謙虚な方で、さわやかな人柄に見受けました。
また、反日教育を受けているはずの韓国人でありながら、
日本に対して類稀な尊敬と愛情を持って、13年間ずっと日本で活動し、
日本人を応援しているということについても、懐の深さを感じました。

ただ、このサイトが気になって、書き込ませていただいています。
裁判の件ですが、確認したところ、
最終的に「和解」になったとのことです。
このサイトは、なぜそのような重要な事実が記載されていないのでしょうか?

知らない方のために簡単に説明すると、
当初、原告側の14人の弁護団は、HITOTSU学(以前スキマ原理と呼ばれていたもの)
の教育プログラムを提供しているオルターカレッジ及びオルタナティヴ㈱を悪質なカルト団体
だと決め付けていたそうですが、
約1年間にわたって内部調査をした結果、
そのような団体ではないことが明らかになり、
原告3人と弁護団14人全員が、自分たちの主張を退けて、
「和解」の流れになったそうです。

この裁判の結末は、本当にしっかり客観的に正しく事実をみれば、
ノさんが行っていることも、HITOTSU学という学問や教育自体も、
決しておかしなものではない、
ということを証明していると思います。

僕は、14人の弁護団が調査して、宗教・カルト団体、詐欺等の判断が取り消されたのに
も関わらず、いまだに、ノさんが韓国人だからといって偏見の目で見たり、
誹謗中傷したり、宗教・カルト扱いする人たちがいるとしたら、
それはとても残念なことだと思います。
そして、ノさんや関係者の方に対しても、非常に失礼な行為ではないでしょうか?

昨夜、彼のセミナーに出ました。第一部を聴いた時はなかなか面白い団体だと思いましたが、休憩の時にネットで調べたら自己啓発セミナーや統一教会との関わりについて記事になっていました。
文鮮明や自己啓発セミナーのグルを連想しました。
マインドコントロールの達人なのでしょうね。

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