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2009年2月 3日 (火)

被害者を加害者にする映画『純愛』

 livedoor blog 被害者を加害者にする映画『純愛』 に掲載したものと同じ文章です。

【livedoorニュース - 2009年1月26日】<偽装映画『純愛』、EXILE・ATSUSHI撤退後の皮算用(上)>

【livedoorニュース - 2009年1月27日】<偽装映画『純愛』、EXILE・ATSUSHI撤退後の皮算用(中)>

【livedoorニュース - 2009年1月28日】<偽装映画『純愛』、EXILE・ATSUSHI撤退後の皮算用(下)>

 これは2007年末から、旧オーマイニュースで繰り返しリポートしてきた、偽装映画『純愛』シリーズの続編です。この件については2003年から、ぼくが運営する個人サイトでも記事を書いていました。

小林桂子映画、クランクイン決定(2004/04/29)
小林桂子・映画企画 3ヶ月で7,000万円のカネ集め(2003/10/07)

 『純愛』はかつて、自己啓発セミナーを介してEXILE・ATSUSHIを広告塔に据えていました。そのため、架空のNPO法人を「寄付先」とうたったり協賛企業や観客を騙すようなこの映画に、多くのEXILEファンが巻き込まれました。当然ATSUSHIにも責任がありますが、ATSUSHIが架空NPO法人の設立や運営に関わったとか、協賛企業や観客を意図的に騙したという話は聞こえてきません。“主犯”は飽くまでも、同映画の制作実行委員長である奥山省吾氏と、その事実上の妻で主演女優の小林桂子氏です。ATSUSHIは、広告塔(そしてカネづる)として体よく利用されただけのようなので、ファンに対する責任はあるとは言え、基本的にはやはり被害者でしょう。

 『純愛』は、ETLジャパンという自己啓発セミナー(「ゆず」の北川悠仁の親族が実質的な経営者です)にボランティアスタッフとして関わっていた小林・奥山氏が、受講生たちからカネを集めて作った作品です。つまり自己啓発セミナー卒業生たちのサークル活動のようなもの。

 ETLジャパンも含めて、多くの自己啓発セミナーでは、受講生がセミナーの実習との名目で勧誘活動をさせられます。受講生全てが「被害者」とは言えませんが、後に被害を自覚するようになった人でも、ハマっている最中は勧誘活動に必死だったりします。ここにはいわば、「被害者が加害者を兼ねる」という、非常にやっかいな問題構造があります。

 『純愛』の広告塔を務めたEXILEのATSUSHIも、まさに加害者であり被害者です。この映画に出資して宣伝活動などに関わった出資者や協賛企業も同様です。自己啓発セミナーのサークル活動だけあって、問題の構造は非常によく似ています。その点への反省があるからこそ、ATSUSHIは『純愛』から撤退し、出資者の一部も『純愛』に批判的になっているのでしょう。ですから彼らを責める気持ちにはなれません。ただ、今後この映画に関心を持つ人々には、「被害者が加害者を兼ねる」という問題点をしっかり認識して欲しいと思います。

 『純愛』はまだ興行を続けるつもりのようで、昨年、札幌で結成された「純愛応援団」なる支援組織の拡充を目指しています。『純愛』に巻き込まれる新たな被害者が出るかもしれません。それはつまり、新たな加害者が生まれるということでもあります。

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011:映画『純愛』(小林桂子・奥山省吾)」カテゴリの記事

コメント

EXILEのファンが被害にあい まきこまれた〜
この事実は知らなかった
知り合いがEXILEファンクラブを催しているが イルチブレインヨガの被害にあっていないか、注意を呼びかける電話を去年した。
この映画の話は初耳だが EXILEファンは 皆 知っているのだろうか。
被害者が加害者に 〜 この一文が被害状況を凝縮している。

知り合いから紹介され北川さんに会いました。

まあ神仏は感じる事無く。
芸能人の名前ばかり。息子自慢。セミナー強制ばかりか。息子のお寺建設に一人4万だとか。

繋がってらした神社の修行には参加しましたが、ん万。セミナーは50万位な話。

あなたの雑念を消すためだって。

あなたは力があるからって言われ、お断りしたらふんってすごい顔されびっくりしました。

洗脳っていつかバレバレ。

今更のようですが、CyzoWomanに「広告塔」の芸能人がさらに深みにはまっているのではないかという記事が出ています。

生体エネルギーに傾倒か
EXILE・ATSUSHI、洗脳疑惑!?  過去にも自己啓発セミナーの“広告塔”トラブルも
2015.04.01
http://www.cyzowoman.com/2015/04/post_15530.html

> 3月26日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で、“生体エネルギー”への傾倒を報じられた
> EXILE・ATSUSHI。1985年に発足したという「生体システム実践研究会」が提唱する
> 理論・生体エネルギーに傾倒しているというATSUSHIは、すでに数千万円をつぎ込み、
> 事務所内には「電気誘導翻訳装置」なる特注の巨大な機械を設置。またスタッフの
> 食事にも謎の水が入ったスプレーを吹きかけるなど、ATSUSHIの“奇行”ぶりには
> HIROも困惑しているのだとか。ネット上では、“洗脳疑惑”が噴出しているが、
> ATSUSHIの真意はどこにあるのだろうか?

> 突然のニュースに、ファンからは「宗教ってこと?」「X JAPANのToshlみたい……」と
> いった戸惑い気味のコメントが寄せられた。(以下略)

純愛みました。
とっても良くて感動!
まず、斜めから入らず、映画を見て欲しい。
小林桂子さんにもお会いしましたが、押しつけるところのない、素敵な方でした。
でも、世の中の見方っていろいろだなぁ!
もちろん、誰がどのようにみても、本人の勝手です。

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