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2009年7月

2009年7月30日 (木)

史上最大の泡沫政党

 どういうわけだか、オランダ人のフリージャーナリストから取材を受けました。

「幸福実現党はオウム真理教と同じか?」

「幸福実現党は、今回の選挙にどんな影響をもたらすか?」

 そんなテーマの記事だそうです。新聞の名前はよく聞き取れませんでしたが、彼は「オランダの最大手の新聞に持ち込む」と言っていました。ぼくなんかのコメントでいいのかという疑問はありますが、せっかくなので、言いたいこと言いまくっておきました。

 要点としては、こんな感じ。

「幸福実現党は、公明党より真理党(オウム)に似ている。メディアを利用しようとしている点と、教祖自らが選挙に出馬するという点が共通だ」

「ただし、創価学会、オウム真理教、幸福の科学の3つとも共通している点も多い。3団体ともカルト的な宗教団体であるという点だ。いずれも、メディアや批判者に対する言論妨害や訴訟を行っている。創価学会は周知の通り。オウムは選挙直前に坂本弁護士一家を殺害している。幸福の科学は、批判的な記事を載せたフライデーを訴えたばかりか、電話やFAXを使った業務妨害行為も行った。また、幸福の科学被害者の弁護を担当した弁護士を相手取って、8億円もの賠償を求める訴訟を起こしたこともある」

「幸福実現党が今回の選挙に及ぼす影響は、あまりないと思う。都議選の結果から考えて、衆院選でもどうせ大して当選者が出ないか、下手したら全員落選するだろうから。注意すべきは選挙の結果ではなく、選挙後に幸福の科学が敗戦をどう捉えるのか、だ。幸福の科学は信者数1100万人と言っているが、選挙の得票数から、実際にはそんなに信者がいないことが世間にも信者にもバレてしまう。都議選の得票数は、オウムが選挙に出たときの得票数と同レベルだ。幸福の科学の信者数はオウムよりは多いだろうが、下手をしたら成人信者は全国で数万人もいないかもしれない」

「オウム真理教は、選挙で全員落選した後、それを『国が投票箱を隠して得票数を少なく計算した』という見解に立った。幸福の科学も、選挙に負けた後に何か言い訳をしなければならなくなるはずだ。そのとき、オウムと同じように敗戦を社会のせいにして攻撃的になることが怖い。我々が注意すべきは、選挙の結果ではなく、選挙後の幸福の科学の動きだ」

 取材の中で、「日本の政治と宗教の関係について、何が問題だと思うか」と聞かれました。これも大雑把ですが、こんな感じで答えておきました。

「日本には政教分離の原則がある。政治が宗教に立ち入ることについては、はっきりと憲法で禁止されている。しかし宗教が政治に立ち入っていこうとすることについては、事実上野放しにされてきた。幸福の科学が国政に打って出たことで注目される論点だが、これまでだって公明党がやりたい放題やってきた。日本では、政治による宗教への干渉だけではなく、宗教による政治への干渉がもっと問題視されるべきだ」

 彼はフリージャーナリストなので、オランダの新聞に原稿を送るけど載るかどうかは確約できないと言っていました。載ったら見てみたいんですが、英検3級のぼくはオランダ語がわかりません。どうしたものか。

 取材の申し入れがあったとき、いちおう、英語で話せるようにちょっと準備しました。そのとき、こんな言い回しを用意してたんですが、残念なことに言いそびれてしまいました。

The Happiness Realization Party is the largest bubble party in Japanese history.(幸福実現党は日本の歴史上最大の泡沫政党である。)

 「bubble party」っていう言い回しは英語にはないっぽいと、知り合いからアドバイスはいただいたんですが。

 明日、19:30からロフトプラスワンでトークイベント「これでいいのか政治と宗教」に出演します。今日の取材は、ちょうどいい予行演習になったかも。

2009年7月23日 (木)

イベントに出演します

 藤倉が、7/31に東京・新宿の「ロフトプラスワン」で開催されるトークイベント『サムライの会プレゼンツ第4回「これでいいのか政治と宗教」』に出演します。

サムライの会プレゼンツ第4回「これでいいのか政治と宗教」(予約フォーム)

2009年 7月31日(金) 19:30スタート (開場18:30~)

2009年(平成21年)7月31日 金曜日
【出演】   司会:山田直樹氏(ジャーナリスト)
  ゲスト:関谷晧元氏(元・幸福の科学幹部)
      広末晃敏氏(元・オウム真理教信者/現・「ひかりの輪」副代表)
      小多仁伯氏(元・創価学会芸術部書記長)
      福本潤一氏(前・公明党参議院議員)
      小川頼宣氏(元・創価学会本部広報室/現・政教分離を考える会代表)
      藤倉善郎氏(カルト問題に詳しいライター)

★1990年のオウム真理教衆議院選挙出馬騒動、当時の教団の内部を元・信者が語る。
★創価学会と公明党との関係を、元・創価学会幹部、元・公明党議員らが明らかにする。
★突然の政党旗揚げ、衆議院出馬宣言で世間を驚かせた「幸福の科学」とはいったいどのような団体か? 脱会した教団の元・幹部が、その草創期を語る。

《料金》予約/当日¥1,500(飲食代別)
《会場》LOFT/PLUS ONE 
新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2
TEL 03-3205-6864

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