カルト的発想でカルトを批判してもしょうがないだろ
日本テーラワーダ仏教協会事務局で、『怒らないこと』(サンガ新書)が大ヒットしたアルボムッレ・スマナサーラ長老の著作編集にも関わっているという仏教活動家の佐藤哲朗氏が、『日本「再仏教化」宣言!』(サンガ)という著書を発表。その中で、仏陀再誕はあり得ないとして、再誕の仏陀を自称する幸福の科学・大川隆法総裁を批判したようです。
すぐさま幸福の科学がこれに反応。教団の機関誌『ザ・リバティ』のウェブサイトに、〈『仏陀再誕』を否定するものは仏教ではない〉という記事を掲載し、事実上、佐藤氏を悪魔呼ばわりしました。
「大川隆法=仏陀」という教義を正面切って否定する仏教関係者とは、なかなか頼もしいとは思ったのですが、私は佐藤氏のTweetを読んで、著しく萎えてしまいました。論争の原因となった『日本「再仏教化」宣言!』は読まないと思います。どっちも似た者同士なので勝手にやりあってね、としか思えずにいます。